2008年07月18日
はじめマッスル!!! あれ?
初めましてッスル!!!! ・・・ はいっ。![]()
初めまして。株式取引中上級編のコラムを書かせて頂くことになりました「親ばかでゴメンナサイ」と申します。名前も長くてゴメンナサイ。
数多の過酷な相場を乗り越えられているであろう皆さまに向けたコラムを、私なんぞが書いても良いのかという疑問はさておき、一般的な教科書に書いてあることないこと、正しいこと間違っていること、何を書くかはまだ決まっておりませんが、「親ばか」なりの独断と偏見盛りだくさんでお届けいたします。
早速ですが第一回。
テーマは「株価は人の心理が決める」です。
よく「株価は需給バランスで決まる」と言われますが、その「需給」とは誰が決定するモノなのでしょうか?ファイナンス等による実需もありますが、大抵の場合投資家だと思います。機関投資家もいるでしょうし、個人投資家もいるでしょう。
それでは、投資家はなにものですか?
・・・なにものでもなく人間です。当たり前ですよね。
株式取引は言うまでもなく人間との戦いとなるわけです。
システムトレードの場合は人間じゃないじゃん!という方もいらっしゃると思いますが、システムトレードのストラテジ(売買戦略)も人間が考えているわけです。
要するに多くの人が買いたいと思えば株価は上がりますし、売りたいと思えば下がります。ただそれだけです。
テクニカル指標にしろ、ファンダメンタルズ指標にしろ、新製品発表のニュースにしろ、その他の外的環境にしろ、結局の所、それを人が見て・聞いてどう思うか、それが大切なのです。
これから数回にわたって、この投資家心理を交えた実戦テクニックを解説していきたいと思います。
まずは、次のチャートを見てください。これを見て皆さんはどのように思われますか?
900円と1100円のボックスが続いているチャートですが、最後に1100円を超えたところから一気に上抜けて1500円を目指しています。まぁ、実際の相場と比較して、極端に上下しすぎだとは思いますが、ボックスの上限越えで一気に上抜けはセオリー通りですよね。
チャートの教科書にもよく載っている、順張りの常套手段です。
教科書には、この形が現れたら「買い」とだけ書いてあることが多いのですが、形だけで覚えてしまうと様々な形態に変化する実際の相場で応用が利かない上に、「この形がでたら買い」と先入観を持ってしまうことで利食い・損切りのタイミングを逃してしまうことも少なからずありますので、何故買いなのか?売りなのか?
その理由について、じっくりと考えてみることが大切だと思います。
そこで、あくまでも私見ではありますが、上記のチャートをひとつずつ分解しながら説明をしたいと思います。まずはじめに
800円から始まり1100円まで一気に上昇しています。
特に抵抗線も見あたりませんが、株価がいつまでも一方通行に上昇を続けることはありませんので、「さすがにここまで一方通行で上昇することはないだろう、そろそろ売りかな・・・・」
このように考える人がだんだんと増えて行き、売り買いのバランスが崩れ、ついには逆転します。

株価は下降を始めることになりますが、今度はどこまで下がるか、下値を探る動きになるわけです。今回は「直近安値800円」という抵抗線がありますので、800円を目指す動きとなります。しかし、この時点では800円を下回るのか、800円を下回らずに反転するのかはわかりにくい状況です。

直近安値800円よりも上の900円で下げ止まりました!
先ほどと同様に「直近高値1100円」が抵抗線になりますので、1100円を目指す動きとなります。直近安値を下回らずに反転したことで、「強い」と判断する人が増えると推測できます。(A)

直近安値800円を下回らずに反転してきたことで、1100円を超えてくると考えた人がある程度買いで入っていると思いますが、売りの勢いには勝つことができず、結局再び1100円で跳ね返されています。これでいわゆる「ダブルトップ」を形成することになりますが、当然のことながら「ダブルトップ」だから頂上なのではなく、「二度もチャレンジしたけど超えられなかった」ことが重要です。同じようなことが三度も四度も続くことがありますが、その都度この壁は強固になります。
今回は、(A)の期待が裏切られた上に、二度チャレンジしても超えられなかったため、一転して「弱い」と判断する人が多くなると推測できます。
期待の大きさとそれが裏切られたときの反動(ショック)は比例するのです。
よって、今度は弱気のまま、再度直近安値の900円を目指すことになります。
弱気の人が多くなったと思いきや、直近安値900円を下回らずに同値付近で反転したため、先ほどと全く逆となり「ダブルボトム」を形成します。こちらも「二度もチャレンジしたけど下回らなかった」ことが重要です。ただ、ここでダブルボトムを形成したからといって「強い」と判断することができるか、ですが、ここまでチャート形成するとボックス入りしたように感じる人が多くなりますし、1100円近辺では二度も跳ね返されているため、1100円を頂上に再度900円に向かうと考えるのが一般的ではないかと思います。
よって1100円近辺に近づけば近づくほど売りが増えてくることが推測できます。

しかし、またもや予想に反して1100円を超えてきてしまいました。繰り返しになりますが、期待の大きさとそれが裏切られたときの反動は比例します。堅いと思われていた壁が破られたことで、1100円近辺で売っていた人が慌てて一気に買い戻しを始めることになります。
これがボックスの上限を超えると一気に上抜ける原理です。
如何でしょうか?チャートひとつをとってもこのように色々と考察することができます。
しかし・・・それにしても上記では“予想に反して”ばかり出てきますよね。
予想に反してばかりでは利益がでないのではないかと思われるかもしれませんが、それについては、次回以降に説明をしていきたいと思います。
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