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一先ずポジション圧縮によるマイナス面が先行  2月05日08時25分

 今週も主要企業の決算が続くことになるが、まずは2日の米国市場が大幅に下落しており、この影響から調整色が一段と強まりそうである。1月の米雇用統計は非農業部門の就業者数が前月比20万人増と、市場予想の18万人増を上回ったほか、賃金は前年比で2009年6月以来の大幅な伸びとなった。この結果を受けて10年債利回りが急上昇。利上げペースが加速するとの懸念から終日軟調な相場展開となり、NYダウは665ドル安と大きく下落し、25日線を一気に割り込んできている。シカゴ日経225先物清算値は23000円を下回っている。

 長期金利上昇は、本格的な景気拡大とそれにともなう米国経済正常化の期待感が背景にあるとみられるが、これまでの世界的な株高は金融緩和政策からの金余りによる影響が一因だったこともあり、利上げペース加速への思惑から一先ずポジション圧縮によるマイナス面が先行しているようである。そのため、しばらくは目先的なボトムを探る相場展開に向かいやすいだろう。

 先週末にホンダ<7267>が上方修正を発表し、PTS(市場外取引)では4000円を回復、ADR
(米国預託証券)でも上昇している。また、同じく上方修正を発表したソニー<6758>は、ADRで4%を超える上昇となった。決算後の好反応が続くようであれば、日経平均も足元のもち合いレンジでの底堅さが意識されよう。
(村瀬 智一)


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