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米国・テキサス州の証券委員会、DavorCoinに緊急停止命令【フィスコ・ICOニュース】  2月07日15時09分

テキサス州証券局(TSSB)は、1月24日のR2B Coinのトークン配布プロジェクト「BitConnect」の取引停止命令に続き、2月2日に「DavorCoin」のICO(Initial Coin Offering、トークンを利用したクラウドファンディングの一種)に対して緊急停止命令を出した。命令書にはその理由として、「投資家を誘惑するための不正な情報を含む未登録証券を発行しているため」と書かれている。

DavorCoinは、同コインのローン・プログラムに投資することによって大きな利益を得ることができるとしていた。しかし、テキサス州証券委員会は、この「約束された巨額の利益」をどのように投資家にもたらすか明確に伝えていないと指摘、主要事業に関する事業所の開示がないことも問題視し、投資詐欺と判断した。

具体的には投資家はまず30,000ドルでDavorcoinを購入し、それをDavorcoinに貸与する。120日間のロックイン(約束)期間の中、1日当たり513ドル、7日で3591ドル、1か月で107,217ドル、資産公開日の2018年8月23日には15,390ドルの利益を得られるとアナウンスしており、DavorCoinは「取引所で株式のように取引できる価値を持ったデジタル通貨」だと主張していた。

なお、DavorCoinの禁止について、テキサス州証券委員会としては、自分たちの使命は仮想通貨を規制するものではなく投資家の安全を守ることだとしている。

ICOにより個人や団体が持つアイデア実現やプロジェクト実行のための資金調達がしやすくなりインターネットにより国境を超えた集金が可能になった一方、発案者の実態の特定が難しくなっている。

FacebookのICO関連広告の禁止等、企業も自らが規制に乗り出しているが、こうした詐欺的なプロジェクトの対策という点において、今後さらなる対応が求められることになりそうだ。




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