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一時200日線を下回る【クロージング】  2月14日16時34分

14日の日経平均は続落。90.51円安の21154.17円(出来高概算18億4000万株)で取引を終えた。米国市場の上昇を背景に買戻しの動きもあったとみられ、21250円を回復して始まった日経平均は、一時21371円まで上げ幅を広げている。しかし、為替市場では円相場が1ドル107円を割り込む場面が見られる中、後場に入ると20950円と21000円を下回り、一時200日線を下回った。その後急速にプラスに転じるものの、大引けにかけては再び下げに転じるなど、直近ボトム水準での不安定な値動きとなった。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは空運、石油石炭、医薬品、鉱業、食料品、小売、繊維が上昇。一方で、輸送用機器、海運、非鉄金属、その他金融、金属製品、情報通信、倉庫運輸がさえない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、日東電<6988>、京セラ<6971>が重しに。

日経平均は心理的な支持線となる200日線での攻防をみせている。仕掛け的な動きもあったとみられるが、先物主導でのインデックス売買が中心の中、ショートカバーで切り返す格好となった。NYダウ先物は60ドル高程度で推移しており、米国市場が底堅い値動きをみせてくるようだと、引き続き支持線として意識されそうである。また、決算が一巡したこともあり、機関投資家も動きやすくなるため、イレギュラー的に下げている銘柄などには、見直す動きも期待されそうだ。

とはいえ、ボラティリティーの指数を含め指数連動のデリバティブ投資による巻き戻しへの警戒も根強く、需給整理にはしばらく時間を要すると見ておいた方がよさそうである。円相場の円高傾向も重しになるほか、200日線レベルでのもち合いが長期化するようだと、シコリが残る格好となり、52週線が意識されてくるだろう。ただ、ここからは300円程度であるため、押し目拾いのスタンスになりそうだ。(村瀬智一)



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