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米金融や半導体関連の上昇がセンチメントを明るくさせる  2月15日08時30分

 15日の日本株市場は買い先行で始まろう。14日の米国市場では利上げ加速への警戒感から売りが先行したものの、原油相場の上昇や複数の主要企業決算が好感され、主要株価指数は上昇した。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比315円高の21495円だった。これにサヤ寄せする格好から、インデックスに絡んで幅広い銘柄が買われそうである。

 また、米国では長期金利の上昇でJPモルガンやゴールドマン・サックスなどの金融関連企業が軒並み買われたほか、半導体関連が堅調な相場展開になっており、自律反発とは言え、センチメントを明るくさせそうだ。ただし、日経平均は200日線を一時下回ったことから、いったんは自律反発が想定されやすいところである一方で、5日線に上値を抑えられる格好から上値を切り下げている。買い先行も5日線に上値を抑えられる状況が意識されてくるようだと、戻り売り圧力に押される可能性もあるだろう。

 また、為替市場ではドル円が106円台で推移しており、企業業績の上振れ期待の後退につながるなか、積極的な上値追いは慎重になりやすい。ただし、決算が一巡したこともあり、機関投資家も動きやすくなるため、イレギュラー的に下げている銘柄などには、見直す動きも期待されそうだ。

 なお、ボラティリティーの指数を含め指数連動のデリバティブ投資による巻き戻しへの警戒も根強く、需給整理には見極めが必要である。円相場の円高傾向も重しになるほか、200日線レベルでのもち合いが長期化するようだと、シコリが残る格好となり、52週線が意識されてくるだろう。
(村瀬智一)


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