マザーズ指数は3日ぶり小幅反落、朝高後は値を崩す場面も、ナノキャリア急伸 3月12日18時31分
本日のマザーズ市場では、前週末の米株高や日経平均の大幅続伸が好感され、朝方は買いが先行した。しかし、国内政治リスクが警戒され、日経平均が上げ幅を縮めるとともにマザーズ指数も伸び悩む展開となった。上値の重さが嫌気されて値を崩す場面もあったが、下値では押し目買いが入り下げ渋った。なお、マザーズ指数は3日ぶり小幅反落、売買代金は概算で815.18億円。騰落数は、値上がり117銘柄、値下がり115銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、フィルカンパニー<3267>、メドピア<6095>、メドレック<4586>、GNI<2160>、DMP<3652>などが下落。第1四半期が大幅減益となったモルフォ<3653>は下げ目立つ。また、上期決算が計画下振れとなったスキー場開発<6040>、第1四半期決算を受けて材料出尽くし感が広がったイトクロ<6049>がマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、マザーズ売買代金トップのジェイテックコーポレーション<3446>やUNITED<2497>、サンバイオ<4592>などが上昇し、総医研<2385>は小幅高となった。前週末に導入品の試験結果を受けてストップ安となったナノキャリア<4571>は急反発。一部証券会社が期待すべきなのは自社品と指摘している。また、第3四半期決算を発表したフィット<1436>がマザーズ上昇率トップとなった。
<HK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
カテゴリ 「マザーズ市況」 のニュース一覧
-
2月26日16時11分マザーズ指数は反落、下値では押し目買いも、IPOではcoly初値2倍
-
2月25日16時14分マザーズ指数は反発、米ハイテク株高で安心感、警戒ムードも残り売買低調
-
2月24日17時04分マザーズ指数は大幅反落、米長期金利高受けたグロース売り地合いに押される、値下がり率トップはBASE
-
2月22日16時11分マザーズ指数は4日ぶりに反発、終日狭いレンジでの推移、WACULは好調な初値形成
-
2月19日16時10分マザーズ指数は3日続落、IPOではWACUL初値持ち越し
-
2月18日16時27分マザーズ指数は続落、IPOアクシージアは初値4割高
-
2月17日17時04分マザーズ指数は大幅反落、米長期金利の上昇など背景に利食い売り優勢、値下がり率トップはENECHANGE
-
2月16日16時15分マザーズ指数は4日続伸、日経平均睨みの展開、QDレーザなどストップ高
-
2月15日16時15分マザーズ指数は小幅に3日続伸、決算評価の株価上昇目立つ
-
2月12日16時46分マザーズ指数は続伸、メルカリやフリー急伸、BASEには買い戻し