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今週の【JASDAQ市場】3月19日~23日『3週間ぶり4000円割れ』  3月25日12時07分

【3日続落、日米の政権運営などに対する警戒感から売り先行】19日(月)

■概況■4046.36、-53.22
19日(月)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均が3日続落、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexもともに続落した。値上がり銘柄数は150(スタンダード141、グロース9)、値下がり銘柄数は520(スタンダード490、グロース30)、変わらずは33(スタンダード32、グロース1)。安倍晋三内閣の支持率が急低下し、国内での政権運営に対する警戒感から海外投資家の売りを浴び、日経平均が続落した流れと同様に、中小型株中心の新興市場も個人投資家などの売りが目立っていた。JASDAQ平均は5日の直近安値(3963円)を割り込む可能性も出てくるとの見方が出始め、市場ムードは悪化し始めているとの声も。また、海外でもG20やFOMCという重要イベントを控えているほか、23日にはトランプ政権による輸入関税の引き上げが適用されるため、米国とEUや中国との貿易摩擦が激化することへの警戒感もあったようだ。


◆注目銘柄◆
東証が16日、信用・貸借取引の増担保措置を実施したアールエスシー<4664>が前営業日比230円(-13.54%)安の1469円と大幅に反落。日々公表銘柄に指定されたクレオ<9698>が前営業日比117円(-11.55%)安、リリカラ<9827>も前営業日比28円(-11.07%)安と売れらた。また、上期業績予想未達への警戒感からシステム ディ<3804>が前営業日比205円(-12.25%)安の1468円と大幅安、12日の直近安値(3115円)を下回ったことから先安感が広がりIGポート<3791>が前営業日比385円(-11.58%)安の2940円と大幅続落、11-1月期の単体営業赤字が拡大したことが嫌気されたオービス<7827>が前営業日比133円(-11.56%)安の1018円と大幅安を演じた。このほか、ULSグループ<3798>、ナビタス<6276>、nmsHD<2162>が下落率上位となった。

一方、上昇率トップは20.28%高のドーン<2303>。先週末に引き続きドローン関連として物色を集め連日ストップ高を演じた。18年3月期の単体業績、配当予想を引き上げたFCM<5758>も前営業日比700円(+20.11%)高の4180円と制限値幅いっぱいまで買い進まれた。また、18年3月期の年間配当を2円増配すると発表した仙波糖化<2916>が前営業日比150円(+18.29%)ストップ高の970円と大幅に続伸し、新規事業への参入を発表した新都HD<2776>も前営業日比13円(+6.47%)高の214円と反発、派遣会社向けの業務管理クラウドサービスの販売を開始したと本日発表したジェイテック<2479>は前営業日比20円(+9.85%)高の223円となった。このほか、値動きの軽さなどから買取王国<3181>、グリムス<3150>、ハピネス&D<3174>が値上がり率上位にランクインした。

JASDAQ-TOP20では、外資系証券の格下げが嫌気され、エンジャパン<4849>が急反落したほか、フェローテク<6890>も下落した。


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【4日続落、全般様子見機運が強い展開】20日(火)

■概況■4036.40、-9.96
20日(火)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は4日続落し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに3日続落した。値上がり銘柄数は260(スタンダード243、グロース17)、値下がり銘柄数は396(スタンダード375、グロース21)、変わらずは56(スタンダード54、グロース2)。米株安の流れを受けて、JASDAQ平均も売り先行で取引を開始。春分の日の祝日を挟むこともあり、本日は積極的な売買が手控えられた他、FOMCを受けた米金融市場の動向も気掛かりとあって、全般は様子見機運が強まった。


◆注目銘柄◆
RPJ<3350>が前日比4円(-11.43%)安の31円と大幅に続落。単体業績、配当予想の増額を発表し前日ストップ高を演じたFCM<5758>は利食い売りに押された。また、5日移動平均線を大きく下回ったことから先安感が台頭した新日建物<8893>が前日比36円(-8.85%)安の371円、藤商事<6257>も前日比128円(-8.43%)安の1390円とともに続落した。このほか、月初から18%以上も急伸したソレキア<9867>が目先の利益を確保する動きが継続し前日比350円(-8.41%)安の3810円と続落し、太洋基礎<1758>、エージーピー<9377>、デュアルタップ<3469>などが下落率上位にランクインした。

一方、上昇率トップは23.77%高のジェイテック<2479>。引き続き業務管理クラウドサービスの販売を開始することが材料視された。カーディナル<7855>は無人レジ関連として物色され、エスエルディー<3223>は25日線水準からリバウンドの動きに。新都HD<2776>は新規事業への参入が引き続き手掛かり材料、アイレックス<6944>は値動きの軽さから資金を集めた。また、2月の月次業績が好感されたソフトウェアS<3733>は、前日比610円(+7.95%)高の8280円と大幅高となり、2月19日以来約1カ月ぶりに8000円台を回復して終了した。この他、ザイン<6769>、鈴茂器工<6405>、スマートバリュー<9417>などが値上がり率上位となった。

JASDAQ-TOP20では、ザイン<6769>が7%高となった他、マクドナルド<2702>やアイサンテクノ<4667>が買われた。一方、エンジャパン<4849>、セリア<2782>、フェローテク<6890>、などが下落した。


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【5日ぶりに反発、警戒ムードのなか押し目買いの動きも】22日(木)

■概況■4058.44、+22.04
22日(木)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均が5日ぶりに反発、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに4日ぶりに反発した。値上がり銘柄数は373(スタンダード348、グロース25)、値下がり銘柄数は271(スタンダード256、グロース15)、変わらずは57(スタンダード57、グロース0)。主力の東証1部市場では、3月決算期末を前に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など国内の大手機関投資家が持ち高調整の買いを入れているとの観測が流れた他、配当など権利取り狙いの動きもあり日経平均が上昇。新興市場でも押し目買いなどが散見されていた。また、FOMCを受けた米国株式市場で大きな混乱もなかったことも買い安心感につながっていた。ただ、米国では中国やEUなどとの通商政策の行方が気掛かりな上、国内でも27日には佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を控えるなど、日米の政治リスクに対する懸念は依然として払拭されておらず、商いは盛り上がりに欠けていた。



◆注目銘柄◆
多能性幹細胞マーカーSSEA-3に対する新規抗体の製品販売を開始すると発表した免疫生物<4570>が前営業日比269円(+26.37%)高の1289円と大幅に続伸。ブロックチェーン技術を用いたシステム開発などを手掛けるレジストアートと資本業務提携を発表したShinwa<2437>は前営業日比80円(+22.04%)高の443円とストップ高を演じた。また、業務管理クラウドサービスの販売を開始することが引き続き材料視されたジェイテック<2479>が前営業日比49円(+17.75%)高の325円と値を上げた。カーディナル<7855>は無人レジ普及への期待からICタグ関連として物色され、前営業日比96円(+8.52%)高の1223円と大幅続伸した。このほか、イナリサーチ<2176>、ウチダエスコ<4699>、ファンドクリG<3266>などが値上がり率上位にランクインした。

一方、下落率トップは7.59%安の伊豆シャボテンR<6819>。5日移動平均線を大きく下回ったことから下値不安が広がったもよう。ドローン関連株として人気化し、5日安値(1124円)から20日高値(1937円)まで急騰していたため、ドーン<2303>は本日も利益確定売りが続き、前営業日比122円(-7.22%)安の1568円と大幅に続落した。また、18年3月期の連結業績予想を下方修正した佐藤渡辺<1807>が前営業日比153円(-6.09%)安の2360円と大幅安。短期間に5割近く上昇した反動でテラ<2191>も前営業日比40円(-5.08%)安の748円と反落した。この他、レカム<3323>、創通<3711>、ナカボーテック<1787>などが下落率上位にランクインした。

JASDAQ-TOP20では、田中化研<4080>を筆頭に、夢真HD<2362>、セリア<2782>、フェローテク<6890>などが上昇した。


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【3週間ぶり4000円割れ、米中貿易摩擦などへの懸念で】23日(金)

■概況■3934.92、-123.52
23日(金)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも大幅に反落した。値上がり銘柄数は56(スタンダード54、グロース2)、値下がり銘柄数は635(スタンダード598、グロース37)、変わらずは16(スタンダード15、グロース1)。 米中貿易摩擦が激化することへの警戒感が高まり、日経平均が一時前日比1000円を超える大幅安を演じた。同様の流れで新興市場もリスク回避の動きが鮮明となり、JASDAQ平均は5日以来約3週間ぶりに4000円台を割り込んだ。米中の貿易問題が今後、日本や欧州など世界的に広がりを見せてくるのか不透明な部分も多く、投資家のマインドは悪化しているようだ。


◆注目銘柄◆
5日移動平均線を大きく下回ったことが先安不安感を招き、イナリサーチ<2176>が前日比210円(-18.07%)安の952円と反落。アバール<6918>も前日比471円(-14.45%)安の2789円と3日ぶりに急反落した。また、今月に入り株価が70%超急騰していたこともあり、ジェイテック<2479>が前日比46円安(-14.15%)安の279円と利食いに押された。25日移動平均線を下抜けたデジアド<4772>や明豊エンター<8927>も大きく下落。この他、ワンダーCo.<3344>、UEX<9888>、フォーサイド<2330>などが下落率上位となった。

一方、上昇率トップは、11.05%のムラキ<7477>。短期資金が向かったもよう。また、越境EC支援、障がい者雇用支援などに関心が向かいエスプール<2471>が前日比84円(+7.30%)高の1234円と4日ぶりに反発。ジョルダン<3710>は前日比56円(+5.33%)高の1106円、ナカボーテック<1787>も前日比55円(+3.54%)高の1610円と値を上げた。この他、東日コンシス<3316>、東北化学<7446>、山陽百貨<8257>などが値上がり率上位にランクインした。

JASDAQ-TOP20では、夢真HD<2362>、セプテーニHD<4293>などが下落した。


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