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ベルトラ---IPO企業 ~社長の横顔~  1月09日12時27分

国内最大級、世界145ヵ国、14000種類以上の現地体験型オプショナルツアー専門の予約サイトを運営するVELTRA(ベルトラ)<7048>。現地のツアー催行会社5000社と直接契約し、リレーションシップを強めることで、ローカルを熟知したガイドやインストラクター、ドライバーによるユニークな現地体験型ツアーを提供している。

二木 渉(ふたぎ わたる)社長が当事業に注力したきっかけもまた、初めて海外個人旅行だった。20年以上前、ハワイ在住のダイビングインストラクターだった友人が手厚く手配してくれたのが、マリンスポーツやイルカと遊ぶアクティビティから始まり、夕暮れのビーチサイドで現地の人々とバーベキューパーティーをするという現地体験型ツアー。その時の現地ガイドの親しみやすさやインストラクターとのやりとりが忘れられず、この感動を多くの人と共有したいとハワイを中心としたオプショナルツアー専門の会社に入社する。2004年に現在のベルトラに買収され、現在にまで至る事業が世界規模で開始された。当時、世界全土で展開する現地体験型オプショナルツアー専門の予約サイトは前例がなかったが、成功の確信は揺らがなかった。時代は団体旅行から個人旅行へ、パッケージツアーから個人が航空券や宿泊先をインターネットで検索し、最安、最適なツアーを自分でアレンジして購入する方向に変化しつつあった。旅行で訪れる土地での人々との出会い、そこで得る体験こそが今後は旅行の目的となる。現地の人々と出会う機会をインターネットを介して提供したい、人と人に関わるツアーアクティビティを中心に国際交流を広げたい、という思いが原点にあった。社名のベルトラ(VELTRA)はトラベル(Travel)の前後をひっくり返したものである。従来の旅行にありがちだった、行き先を決めてから何をしよう、と考えるのではなく、何ができるかで旅行先を決めよう、というメッセージが込められていると二木社長は語る。オプショナルツアーを購入されたお客様からは体験談や写真投稿を募り、現地ツアーの改善に役立てているが、コメントには現地のツアーガイドやインストラクターに対する感謝のメッセージが圧倒的に多い。

現在ではオンラインでサイトを訪れる日本人向けの海外旅行が売上の9割を占めており、専門予約サイトとして独自のポジションを確立しつつある。今後はオフライン(リアル)の旅行代理店向けに同社の予約システムを販売していく予定。また、インバウンド部門を強化し、地方都市の開拓に注力するとともに、2016年に買収した海外子会社を通じ、グローバルにオフラインの旅行代理店に予約システムを販売していく。

「関わるすべての人達とともに持続的に成長し、独自の存在感で観光産業と国際交流をリードする」を経営理念に掲げており、従業員の働きがいのある会社作りを目指す、と二木社長は目を輝かせていた。



<SF>

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