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あなたの文章が劇的に変わる?!—ビジネスで使える!読ませる文章の書き方—【Book】  3月06日17時00分

文章を書く仕事をしていて、特に意識するのは「読み手に対して、伝えるべきことをいかにわかりやすく伝えるか」ということだと思う。ウェブ上で配信するニュースは特に、小説のように回りくどい表現はできるだけ避けて、簡潔にまとめる必要がある。

私が主に担当している仮想通貨関連のニュースは、専門用語が登場することも多いので、何も考えずに書くと、業界に精通していない読み手はいちいちその用語で立ち止まってしまうだろう。そのため、かっこ書きで用語を説明する一文を入れたり、「○○とは~」と説明する段落をつくったりしている。また、英語をカタカナ表記にする、漢字をひらがなにする、なんてことも、「読みやすさ」を求めるには重要なポイントとなる。

まあこんなわけで、皆さんが普段何気なく読んでいるウェブ上の文章や、雑誌や本に掲載されている文章には、内容しかり、読み手への想いしかり、書き手の様々な想いが込められているのである。

それはさておき、ビジネスマンの皆さんにとって、文章を書く機会って意外と身近にたくさんあって、なにも私たちメディアの人間だけに留まる話ではないと思う。
一番身近なのはなんといってもメール。ほぼ毎日といっていいほど、皆さんが目にしているものだろう。
他にも、企画書、提案書、案内状、プレスリリース、商品宣伝、謝罪文、ブログ、ホームページの案内文…。
なんと文章を書く機会の多いこと!社会人大変ですね…。

こういった文章をどうしたら上手に書けるのか?!それは『「読ませる」ための文章センスが身につく本』にて、著作家でありライターの奥野宣之氏から学ぶことができる。

冒頭で私は「わかりやすさ」、「読みやすさ」が重要と述べたが、奥野氏はそれより重要なのは「読んでもらう」ことだとしている。(←早速、奥野先生から指摘が入りました(汗))

重要なポイントは4つ。「つかむ」、「のせる」、「転がす」、「落とす」
書き出しで「つかむ」、そのまま飽きずに読み続けてもらうように「のせる」、読み手の意識をコントロールして「転がす」、最後のオチで納得させて「落とす」。

細かい内容は本書を読んでいただければと思うが、これを読むと、本当に書き方次第で文章の伝わり方が変わるなぁと実感させられる。エッセイストや作家などが書いた40の例文を引用し、ダメな例「モヤモヤ文章」と良い例「イキイキ文章」を比較して掲載しているので、具体的にイメージがしやすいのも親切だ。こうした実例を通して、読者は読み手となり、どこがダメなのか、良いのかを実体験することができる。

読み手がいてこその文章。読み手を意識したプロの文章テクニックは、ビジネスの場で毎日のように文章を書く皆さんに役立つこと間違いない。本書を読めば、自分の課題に気づくこともでき、あなたの文章が劇的に変わるかもしれない。

(フィスコ 情報配信部 編集 細川 姫花)

『「読ませる」ための文章センスが身につく本』 奥野宣之 著 本体価格1300円+税 実業之日本社




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