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ライトニング・ネットワークのアクティブノード、XRPとLTC、EOSの総ノード数上回る【フィスコ・仮想通貨コラム】  5月01日09時00分

ライトニング・ネットワーク(LN)は、ビットコインの取引手数料を引き下げ、迅速な取引を可能にすることを目的に設計されたスケーリングソリューションだ。

LNの急速な成長ぶりは既報の通りだが、2018年のメインネット立ち上げ以降、普及を目指した動きが続いている。3月では、メジャーな仮想通貨の多くと比べてもアクティブノード数においてLNは勝っている。LNのアクティブノード数は、リップル(XRP)とライトコイン、イオスを合わせた総ノード数を上回るのだ。

■LNとメジャーな仮想通貨を比べると……

分散型通貨つまり仮想通貨は、銀行などの仲介者抜きに運用されるように設計されているから、その代わりに端末の分散型ネットワークを強化することになる。こうしたシステムにおいては、アクティブノードは二重支払の防止やネットワークの保全、取引を実現するためのデータ送信などさまざまな機能を果たしうる。

執筆時点で1MLによれば、LNの全ノード数(推計値)は7284で、このうちアクティブチャンネルをもつものは3864だった。前の年の同じ時期のアクティブノード数(615)と比べると、実に約528%の増加だ。

3月13日時点でのLongHashのデータによれば、同じ期間に時価総額上位5位までの仮想通貨の中でLNよりノード数が多かったのは、ビットコイン(10603)とイーサリアム(7580)の2つだけだった。

■ノードと分散化の関係

LN上で稼働しているアクティブノードの数は、成長を示す指標としては優れている。だが分散へのアプローチは仮想通貨によって異なるため、多くの場合、異なるネットワーク同士のアクティブノード数を直接比べるわけにはいかない。

例えばEOSのようなプラットフォームはそもそも、他よりも少ないノードで動くような設計上の選択の上に築かれている。EOSノードのシステム要件は高いから、全稼働数が少なくなる結果にもつながっているのだろう。

分散やネットワークガバナンスに向けた正しいアプローチについてはもちろん、いろいろな考え方がある。そもそも、そうした議論がないならいろいろな仮想通貨が登場する必要がない。

この議論にさらなる影響を与えているのが、アクティブノードが多いことは必ずしも分散のレベルが高いことを意味しないという事実だ。仮想通貨ニュースサイト「ザ・ブロック」が今年に入って発表した調査によれば、LNの容量のかなりの部分を占めているのは、LNのノードのうち最大クラスのもの(複数)だったという。それでもLNは成熟を続けてきたし、時とともに分散化は進んでいる。

(記事提供:LongHash)
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