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東京株式(大引け)=321円安、米株波乱に追随し大幅続落  5月08日15時45分

 8日の東京株式市場は、米中摩擦への懸念が膨らむなか、前日の米国株急落や為替の円高を嫌気して終始売りに押される展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比321円13銭安の2万1602円59銭と大幅安で3日続落。東証1部の売買高概算は14億9623万株、売買代金概算は2兆7476億9000万円。値上がり銘柄数は287、値下がり銘柄数は1804、変わらずは49銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場で主要指数が急落したことを受けリスク回避ムードが高まった。米国が中国への制裁関税引き上げを表明したことで、両国の貿易交渉に悲観的な見方が強まり、世界経済への悪影響が意識されている。国内外機関投資家に持ち高を減らす動きが観測されたほか、今週末にオプションSQ算出を控え、先物への継続的な売り圧力も地合い悪を助長した。外国為替市場では一時1ドル=110円を割り込む円高に振れたことで主力株中心に買い手控え要因となった。アジア市場も総じて軟調な動きだったが、下落率は東京市場が最も大きい。日経平均は一時400円以上安くなり、後半は指数寄与度の高いファーストリテの上昇が売り圧力を緩和して下げ幅を縮小したものの、前日に続く300円超の下落。業種別騰落は33業種全面安で、値下がり銘柄数は1800を超えた。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが冴えず、武田薬品工業<4502.T>も軟調。コマツ<6301.T>、キーエンス<6861.T>、ファナック<6954.T>が安く、東京エレクトロン<8035.T>、SUMCO<3436.T>など半導体関連も売られた。ヤマハ発動機<7272.T>が売買高急増のなか大幅安、ニチアス<5393.T>、スミダコーポレーション<6817.T>も急落した。トヨタ自動車<7203.T>は決算発表を受け後場プラス圏に浮上する場面もあったが、買いが続かず続落した。

 半面、ZOZO<3092.T>が商いを膨らませ上値追い。ファーストリテイリング<9983.T>も高い。リクルートホールディングス<6098.T>も堅調だった。東海カーボン<5301.T>が買われ、いであ<9768.T>は一時ストップ高と気を吐いた。シュッピン<3179.T>、イーブックイニシアティブジャパン<3658.T>、シグマクシス<6088.T>なども値を飛ばした。アイフル<8515.T>も物色人気。

出所:minkabuPRESS

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