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東京株式(大引け)=204円安、円高加速を嫌気し地政学リスクでアルゴ売りも  6月21日15時53分

 21日の東京株式市場は朝方やや買い優勢だったものの上値も重く、日経平均は寄り後に軟化し後場に入ると下げ幅を漸次拡大する展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比204円22銭安の2万1258円64銭と反落。東証1部の売買高概算は15億3666万株、売買代金概算は2兆7182億6000万円。値上がり銘柄数は619、対して値下がり銘柄数は1458、変わらずは68銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でS&P500指数が史上最高値を更新し、NYダウも最高値更新まであと一歩に迫ったことを受け、リスク選好の流れが継続すると思われた。しかし、米株高の背景にあるFRBの早期利下げ観測は外国為替市場でドル売りの動きを加速させることにつながり、きょうは取引時間中に1ドル=107円台近辺まで円高が進んだことで、主力株中心に利益確定売りを誘う形に。後場に入ると日経平均は一段安。トランプ米大統領がイランに対する軍事攻撃を一時承認していたと伝わり、これが地政学リスクとして意識され、アルゴリズム売買を通じて全体の下げを助長した。全体売買代金は2兆7000億円と大きく膨らんだが、英FTSEのリバランスの影響が大きく、実質的には2兆円を下回る水準で低調商いが継続している。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、ファーストリテイリング<9983.T>も反落した。資生堂<4911.T>が売られ、武田薬品工業<4502.T>も冴えない。トヨタ自動車<7203.T>、村田製作所<6981.T>も軟調。オービック<4684.T>、ゴールドウイン<8111.T>が安い。低位株ではディー・エル・イー<3686.T>が大幅安、日本通信<9424.T>も下落した。大和ハウス工業<1925.T>の下げも目立つ。ピジョン<7956.T>も安い。

 半面、キーエンス<6861.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>も上昇。信越化学工業<4063.T>、ファナック<6954.T>もしっかりした動きをみせた。大豊工業<6470.T>、中部飼料<2053.T>が値を飛ばし、ワイヤレスゲート<9419.T>は商い活況のなか値を飛ばした。ミツバ<7280.T>、市光工業<7244.T>が物色人気、ニーズウェル<3992.T>も大きく水準を切り上げた。

出所:minkabuPRESS

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