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裁定残は稀にみる低水準、SMBC日興証券(花田浩菜)  7月10日11時54分



こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

7/10付の「DailyOutlook」では、裁定残について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『相場の先高観が強まると、先物の理論価格が現物株と比べて割高となり、先物を売って現物株を買う“裁定取引”が活発化する(裁定買い残のポジションが積み上がり、売り残が解消される)。一方で相場の不透明感が増すと逆になる。つまり、「裁定買い残−売り残」は強気相場で増加、弱気相場で減少しやすい』と伝えています。

続けて、足元の「裁定買い残−売り残」はマイナス水準まで減っていることを挙げ、『すなわち裁定売り残が買い残を上回り、弱気な投資家心理を示す中でも稀有な状態となっている。過去には16年9月、18年12月にもみられ、16年9月はチャイナショックや英国のEU離脱問題を経て、日経平均は16,000円台を中心に低迷していた。その後、トランプ氏の米大統領選勝利による景気刺激策への期待などから、12月に19,000円台へ上昇。不透明感が蔓延していたにもかかわらず値を崩さず、大きな上昇へ繋がった要因として、裁定残からみた需給的な売り圧力が低下していたこともあっただろう。18年末から今年4月にかけての上昇は記憶に新しい』と分析しています。

さらに、『足元の日本株は、こうした需給面を勘案すると下値は限られよう。逆に、きっかけさえあれば、思いの外、大きく上昇する可能性を秘めているだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『日経平均と裁定残推移』を紹介しています。詳しくは7/10付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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