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アドバンテス、信越化学、LINEなど  7月25日15時57分

<6594> 日本電産 14865 +650大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業益は280億円で前年同期比38.8%減となり、350億円程度の市場予想を下回った。先行開発費用、初期量産費用などの発生が下振れの主因。上期計画750億円は据え置いたが、セコップ社の譲渡損失によって最終利益は下方修正した。初期量産費用の拡大は、EV用トラクションモータの受注が想定以上であることなどが背景であり、下振れ決算をネガティブ視する動きは限定的。

<4063> 信越化 11035 +745急伸で4月15日の高値を更新。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1075億円で前年同期比12.7%増益、市場コンセンサスを100億円程度上振れた。半導体シリコンが好調で全体をけん引した。今回初めて発表された通期計画は4050億円で前期比0.3%増益見通し、ほぼ市場コンセンサス内であり、安心感にもつながっている。また、年間配当金は220円とし、前期比20円増配も打ち出している。

<5938> LIXIL G 1882 +101急反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1400円から2400円に引き上げている。瀬戸氏のCEO復帰で利益率を重視した戦略へ軌道修正が図られる可能性が高いこと、ペルマスティリーザの更なる損失計上は限定的と見られること、国内LHT事業は短期的な利益改善が見込めること。米国金利上昇リスクが後退したことなどで、ディスカウント要因は縮小としている。

<3938> LINE 3415 +310急騰。前日に上半期決算を発表、営業損益は218億円の赤字で、前年同期比321億円の減益となった。1-3月期の赤字79億円から、4-6月期は139億円に赤字が拡大、赤字幅は市場想定も上回った。「LINE Pay」のプロモーションコストの大幅増が背景だが、7-9月期は赤字幅縮小見通しが示され、業績底打ちを意識する展開に。なお、コア事業の4-6月期営業利益は前年同期比19.4%増と好調に推移した。

<6857> アドバンテス 4160 +700ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は152億円で前年同期比4.2%減益だが、前四半期比では48.7%の大幅増に。100億円程度であった市場予想も大幅に上回っている。受注高も659億円と拡大、とりわけ、SoCテスタは5G関連需要の拡大を受けて、想定を150億円程度上振れのもよう。通期計画は据え置かれているが、会社側では上方修正含みともコメントしているもよう。

<4549> 栄研化 1860 +113急伸。前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトにつながっている。営業利益は14.9億円で前年同期比15.0%増益、上半期は20.3億円で同20.2%減益の計画であり、想定外の2ケタ増益決算と受け止められている。海外向けの便潜血検査用試薬や尿検査用装置の販売好調が背景とみられているほか、販管費なども計画を下回っているようだ。進捗率も高く、業績上振れ期待が先行する形に。

<6976> 太陽誘電 2301 -51伸び悩み大幅反落。同社のほか、村田製<6981>やTDK<6762>など電子部品大手は総じて、10:00以降に崩れる展開となった。足元で上昇ピッチを速めていた反動から利食い売りの動きと観測される。決算発表を行った米ザイリンクスは、ファーウェイへの米政府制裁の影響で7-9月期売上高見通しが市場予想に未達となっており、決算発表後の時間外取引で7%超の急落場面もあり、連想感も波及する形に。

<7211> 三菱自 496 -10大幅続落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は39億円で前年同期比86.3%減益となった。通期計画900億円、前期比19.5%減益発表時もネガティブに捉えられた経緯もあるが、同水準に対しても低調なスタートになっている。北米における在庫調整の影響が響いたもよう。会社側では想定線の着地としているが、会社計画上回る通期コンセンサスは切り下がる方向になっているようだ。

<4776> CYBOZU 1283 -112急反落。前日発表の6月の月次動向がネガティブ視された。売上高は前年同月比14%増と2ケタ成長が続いたが、営業損益は0.6億円の赤字に転落、これまでは2億円以上の収益計上が続いていた。業績連動型の賞与を計上したことが主因のほか、オフィス増床に伴う家賃増加なども背景。前年も6月の収益は低水準であったが黒字は確保していた。業績予想には織り込み済みとされているが、大幅な上振れ期待はやや後退の形に。

<4751> サイバー 4415 +455急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は233億円で前年同期比11.9%減益となったが、4-6月期は94億円で同38.3%の大幅増益に。市場予想も30億円強上回る着地になった。つれて、通期計画は従来の200億円から290億円に上方修正、260億円強の市場予想も上回る水準に。既存タイトル好調でゲーム事業がけん引役になったほか、広告費の大幅抑制なども寄与したもよう。



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