東京株式(前引け)=米株高受け反発も買い一巡後伸び悩む 8月14日11時48分
14日前引けの日経平均株価は前営業日比129円46銭高の2万584円90銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億1743万株、売買代金概算は9131億8000万円。値上がり銘柄数は1461、対して値下がり銘柄数は607、変わらずは79銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が急反発したことを受けてリスク選好の動きが強まった。トランプ米政権が中国に対する追加関税第4弾について一部品目の発動先送りを発表、これが行き過ぎた米中摩擦懸念を後退させた。ただ、朝方に日経平均は240円あまり上昇し2万700円台目前まで買われたものの、その後は上値が重くなり徐々に上げ幅を縮小した。取引時間中に外国為替市場でドルが買い戻され、1ドル=106円台前半まで円高方向に押し戻されたことが、主力株中心に買いの勢いを弱める背景となった。前場の売買代金は1兆円を下回った。
個別では任天堂<7974.T>が売買代金トップで大幅高、ソフトバンクグループ<9984.T>も久々の反発となった。東京エレクトロン<8035.T>、太陽誘電<6976.T>が上昇し、ファナック<6954.T>、SMC<6273.T>も堅調。イーレックス<9517.T>、日本工営<1954.T>が値を飛ばし、ネットマーケティング<6175.T>も商い活況のなか大幅高。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が冴えず、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>も軟調。やまみ<2820.T>がストップ安に売られ、ダブル・スコープ<6619.T>も急落。アイビーシー<3920.T>、ハウスドゥ<3457.T>も大幅安となった。
出所:minkabuPRESS
【関連ニュース】<動意株・14日>(前引け)=日本工営、ベネフィJ、パートナーA日工営が急騰、自社株買いと買収防衛策の廃止を好材料視する買いが集中任天堂が売買代金トップで急反発、一部品目の対中関税先送りでゲーム機に恩恵◇
Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.
カテゴリ 「みんかぶニュース 市況・概況」 のニュース一覧
-
12時36分<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にフィンテック
-
12時32分東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比でやや強含みで推移
-
12時20分「半導体商社」が7位、半導体セクターのなかで割安さ際立つ<注目テーマ>
-
11時47分東京株式(前引け)=反発、上値重く後半急速に値を消す場面も
-
11時39分◎27日前場の主要ヘッドライン
-
11時35分ETF売買代金ランキング=27日前引け
-
11時34分ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反発、Ciメディカ、エコミックが一時S高
-
11時33分<動意株・27日>(前引け)=Ciメディカ、ファーマF、リョーサン
-
11時33分東証マザーズ(前引け)=マザーズ指数は続落、マクアケ、オークファンが売られる
-
11時32分ETF売買動向=27日前引け、トップシェア、野村ナスダクが新高値