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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---2019年12月期第2四半期決算(1/3)  8月23日15時31分

このコンテンツは、マイネット<3928>の2019年12月期第2四半期の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。3本に分けたコンテンツの1本目です。


皆さんおはようございます。_
_本日はお越しくださりましてありがとうございます。_
_昨日、決算を発表いたしました。_
_内容をご覧いただいて、ご心配をお掛けした方もいらっしゃるかもしれません。大変申し訳ございません。業績に関して、予想として開示させていただいた内容から、下方に修正させていただく内容となってしまいました。誠に申し訳ございません。_
_実行したいくつかの戦術、これまで開示させていただいていたいくつかの戦術について、複数の失敗がございました。悔しい失敗でございます。チャレンジに対する失敗、その失敗自体を続けて連続的に失敗してしまうことを決して起こさないということを決断して、ここが大きな転換点であるというように、自社の中で整理いたしました。連続的な複数の戦術の失敗が起こった事実、それによる業績の悪化、その背景となる市場環境をきっちりと客観的に認識をし、戦略の転換点たるべきであるという決断をして、今回の決算説明会を迎えさせていただいております。_
_後ほど、転換点に際してのリカバリープランのご説明もさせていただきますが、まず最初に決算のご説明をさせていただきます。_
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_まず経営のハイライト。_
_18年の後半ごろから戦術として申し上げておりました、再設計型と呼んでいる赤字のタイトルを買い取って黒字に戻していくというアクションや、グロスアップ、つまりコストをかけて売上高を上げていくアクション。これらのチャレンジタイトルが、合計10本ほどありました。_
_これらのタイトルで連続的な戦術の失敗が出ることにより、前四半期比で減収減益という状況を作ってしまいました。_
_そんななかでも、財務に関しては大変健全な状態をキープしております。自己資本比率43.0%、現預金は33.4億円ございます。この財務体質が盤石であるうちに、しっかりと体質をリカバーし、次なる成長を目指していくということを進めてまいりたいと考えております。_
_また、組織のアクションとして、4月にINDETAILという札幌の事業者のゲーム事業の承継をいたしました。こちらは、もともと4年半ほど提携関係があった事業体でございます。この承継した事業体に関しては、大変よい状態で利益をしっかりと作っている状態です。_
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_事業についてです。_
_まず仕入についてです。再設計型と呼んでおります赤字タイトルなどがございました。それらを含めて4タイトルの仕入と開発を行いました。それによって運営タイトル数は、6月末で37となっております。ちなみにこの期間に3本のエンディングタイトルがございました。_
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_そしてサービス運営についてです。これまでも着実に進めておりますAI、RPAの開発と実装です。こちらについては着実に成果を上げることができております。_
_AIスタジオ下の5タイトルでRPAを活用して、平均30%強の作業時間の削減に成功しております。単純作業部分の30%を削減することを実現できているため、タイトルから人員が抜けることで利益を作ったり、空いた時間によってプラスの施策を打つことで売上を上げたりしています。AIスタジオだけでは、営業利益率10%を超える成果を上げています。_
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_最後に、PARADE商品についてです。こちらも順調に進んでいます。RPAなどを使ったスマート運営、相互送客のようなユーザーシェアリング、イラストアセットといったアセットシェアリングが機能しています。_
_データとスマートとシェアリングという3つの当社のケイパビリティを活用した商品群に関しては、大変良い利益を出せています。_
_最後に申し上げたデータ、スマート、シェアリング、これが当社の強みです。この強みのところにフォーカスをすることが、ここからのリカバーの基本的な考え方です。_
_逆に、冒頭で申し上げました現時点での当社のケイパビリティから外れる部分、赤字タイトルをグロスアップすることに関してはやらない。これが基本的なリカバリーのアクションになります。駄目なものを切り取り、強みにフォーカスをする。極めてシンプルですが、この施策によって、当社の持続的な利益体質を作っていきます。_
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_決算概要をお話させていただきます。_
_売上高につきましては、新たに4本の運営を開始いたしました。同時に予告させていただいていた3本のエンディングがあり、前四半期比で若干の減収となりました。_
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_利益につきましても前四半期比で減益となりました。また、EBITDAは先ほど申し上げた幾つもの施策の失敗によって、17四半期ぶりのマイナスを計上いたしました。こちらも大きな戦略の転換点となるトリガーです。_
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_営業利益の増減分析です。_
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_増減要因を大きく4つに区分しており、一番左に記載しているのが通常通りのタイトルです。通常タイトルも少し調子が悪かったのですが、普段通りの範囲内です。_
_また、一時崩れタイトル。こちら5タイトルで2億円マイナスするということが起きています。この一時崩れタイトルにエースメンバーが入って立て直すことを、これまでも何度も何度も繰り返しております。普段の運営の中で、一時崩れタイトルまで含めたこの通常タイトル部分は、通常モードといえます。この通常モードは、少し不調はあったものの、基本的には盤石の状態をキープできています。_
_今回大きくマイナスを作ってしまったのは、チャレンジタイトルの部分です。複数の戦術が失敗したため、大きく4億円分のマイナスを作ることになり、ここの部分が業績全体に大きなインパクトを与えてしまいました。_
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_概念図でとらえるとこのような図になります。_
_2018年後半ごろから仕込んできた、新たな戦術が3つございます。_
_過去7タイトル取り組んできた、赤字のタイトルを買い取って黒字化する再設計型。他社さんが開発運営しているタイトルの海外版を当社でローカライズして海外ローンチをするというグローバルチャレンジ。_
_3つ目はグロスアップ。潜在力の高い既存タイトルをチョイスして、新規の開発等によってグロスを上げにいく施策です。_
_いずれも先ほど申し上げた、データ、スマート、シェアリングという当社のケイパビリティからは少し外れたアクションでした。悔しいことに当社のもともとの強みから外れる部分についてのチャレンジは、不成功に終わったというのが今回の結果です。結果的に不成功に終わった当社として得意ではない部分のチャレンジに関するタイトル数は、全体の2割を占めました。その2割で半期において4億円分の赤字を作ったということになります。_
_また、全40タイトル近くのうち8割が黒字で安定的に運営が出来ています。実際、当社は赤字になったらエンディングが基本の方針になっています。利益は社会からの通信簿で、利益が出ている限りにおいて、ユーザーさんにサービスを提供できるという考え方を浸透させています。_
_そのため、赤字のタイトルは構造上増えません。ところが、今回はこのチャレンジ部分。全体のタイトル数の1~2割で今回の赤字の8割を作ることになりました。お恥ずかしい限りでございますが、ケイパビリティ以外のチャレンジを取ったことによって失敗をし、8割の赤字を作ってしまいました。ここからのリカバーの策について後程申し上げますが、シンプルになります。不得意なものを切除し、得意なところに集中する。それによって体質をしっかり戻してまいります。_
_(2/3)に続く

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