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19日の香港市場概況:ハンセン1.1%安で4日続落、香港関連の下げ続く  9月19日18時00分

19日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比285.17ポイント(1.07%)安の26468.95ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が93.15ポイント(0.89%)安の10385.35ポイントとそろって4日続落した。売買代金は705億7800万香港ドルにやや拡大している(18日は595億800万香港ドル)。

香港景気の失速を警戒した売りが続く。「逃亡犯条例」改正案に端を発した反政府抗議行動に収束の気配は見えず、実体経済に対する悪影響の顕在化が投資家心理を冷やした。香港政府の陳茂波・財政長官は中国メディアのインタビューに対し、「前四半期(4~6月期)に続き、香港経済は7~9月期(第3四半期)もマイナス成長に落ち込むだろう」と語っている。香港の金融動向も不透明。香港金融管理局(HKMA)は19日、米利下げを受け政策金利である翌日物基準金利を引き下げたが、域内市中銀行の対応は定まっていない。米中通商協議の進展期待などで各指数はプラス圏でスタートしたものの、程なくマイナスに転じた。

ハンセン指数の構成銘柄では、生命保険業務のAIAグループ(1299/HK)が3.0%安、域内大手行の恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が2.4%安、電動工具メーカー大手の創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が2.1%安、不動産デベロッパー香港大手の長江実業集団(1113/HK)が2.0%安と下げが目立った。このほかにも、香港関連の銘柄が軒並み売られている。

中国不動産セクターも安い。中国恒大集団(3333/HK)が2.7%、万科企業(2202/HK)が2.1%、広州富力地産(2777/HK)が1.9%、龍湖地産(960/HK)と融創中国HD(1918/HK)がそろって1.8%ずつ下落した。

中国金融セクターもさえない。中国太平保険HD(966/HK)が1.6%安、中国平安保険(2318/HK)が1.1%安、海通証券(6837/HK)が1.4%安、中信証券(6030/HK)が1.2%安、交通銀行(3328/HK)が1.3%安、招商銀行(3968/HK)が1.2%安で引けた。

半面、スマホや5Gネットワーク、半導体などハイテク関連銘柄の一角は逆行高。瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が5.9%高、舜宇光学科技(2382/HK)が2.8%高、京信通信系統HD(コムバ・テレコムシステムズ:2342/HK)が3.8%高、中興通訊(ZTE:763/HK)が1.8%高、長飛光繊光纜(6869/HK)が3.7%高、華虹半導体(ファホンセミコンダクター:1347/HK)が3.1%高と値を上げた。

本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.46%高の2999.28ポイントで取引を終えた。ハイテク関連株が高い。消費関連株、レジャー関連株、インフラ関連株、医薬品株、自動車株、証券株なども買われた。

【亜州IR】





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