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「水素」が13位にランク、脱炭素社会推進へ官民挙げて取り組む<注目テーマ>  9月20日12時19分

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 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素」がランキング13位となっている。 

 経済産業省が8月末にまとめた20年度の概算要求は、19年度の当初予算に比べて15%増の1兆4292億円となった。なかでも燃料電池車(FCV)などの燃料となる水素関連の予算額は同34%増の807億円になるなど、FCVや水素ステーションの支援拡大、次世代燃料電池の技術開発、再エネ主力電源化・分散型エネルギーシステム支援などが盛り込まれた。そのなか、官民の有識者会議は11日、水素・燃料電池戦略協議会を開き、水素開発に燃料電池、水素ステーションや輸送技術などのサプライチェーン、水素製造に必要な水電解技術の重点3分野を策定した。政府が温暖化対策の長期戦略で水素の活用を柱の一つに掲げているだけに、市場も関連銘柄の動向を注視している。

 世界的に環境規制が強まるなか、これまではリチウムイオン2次電池やEVが脚光を浴びる場面が多かったが、政府の姿勢が明確になったことから燃料電池やFCVが再び注目を集めることが予想される。FCVといえば、トヨタ自動車<7203.T>が手掛ける燃料電池車「ミライ」だ。トヨタは20年にも、FCVの生産能力を現状比10倍以上の月産3000台に引き上げ、20年以降は年間販売台数3万台以上を目標にしている。20年末までにタクシー用にミライをフランス・パリ市で500台納入すると伝わっており、水素を使うFCVタクシーの利用を通じ商用向けの普及を狙う。 

 FCV普及のカギを握る水素ステーションを手掛ける関連銘柄は、出光興産<5019.T>やJXTGホールディングス<5020.T>の石油元売りのほか、東京ガス<9531.T>、東邦ガス<9533.T>など都市ガス会社やエア・ウォーター<4088.T>、岩谷産業<8088.T>などが挙げられる。

 更に、水素の製造装置に関しては澤藤電機<6901.T>が注目されている。同社が岐阜大学と共同研究してきた「プラズマメンブレンリアクター」は、水素の製造量を従来の2倍に増やすことに成功しており、今後の展開が期待される。

出所:minkabuPRESS

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