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17日の香港市場概況:ハンセン0.7%高で続伸、新世界発展3.9%上昇 10月17日18時00分

17日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比184.21ポイント(0.69%)高の26848.49ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が56.00ポイント(0.53%)高の10588.17ポイントとそろって続伸した。売買代金は721億6200万香港ドルに縮小している(16日は823億3600万香港ドル)。

香港の政策に対する期待感が持続する流れ。香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が16日、施政方針演説で住宅問題に焦点をあてた各種政策を発表し、景気テコ入れスタンスを強調したことが引き続き材料視された。ただ、上値は限定的。中国であす18日、第3四半期GDP成長率と9月の各種経済指標(小売売上高や鉱工業生産など)がまとめて発表されることもあり、結果を見極めたいとするムードも漂っている。

ハンセン指数の構成銘柄では、香港不動産デベロッパー大手の新世界発展(17/HK)が3.9%高、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が2.2%高、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が2.1%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が2.0%高、香港大手行の恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が1.9%高と上げが目立った。

業種別では、香港の小売が高い。宝飾小売チェーン大手の周大福珠宝(1929/HK)が3.9%、アパレルグループのI.T(999/HK)が3.0%、香港系アパレル大手の佐丹奴国際(ジョルダーノ・インターナショナル:709/HK)が2.2%、高級時計販売の東方表行集団(オリエンタル・ウォッチ・ホールディングス:398/HK)が1.4%ずつ上昇した。このほか日清食品HD(2987/東証)の香港子会社で、中国と香港で袋入り麺「出前一丁」などを生産・販売する日清食品(ニッシン・フーズ:1475/HK)も8.0%値上がりしている。

他の個別株動向では、天然ガス事業の昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が3.6%高と急反発。事業拡大の方針が好感された。同社は16日引け後、都市ガス事業の強化に向け、湖南省などに拠点を置く企業17社に投資すると発表している。投資総額は16億5535万人民元(約250億円)に設定した。

本土市場は小幅に3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.05%安の2977.33ポイントで取引を終えた。不動産株が安い。自動車株、海運株、医薬品株、資源・素材株、銀行・証券株も売られた。半面、保険株はしっかり。ハイテク株、食品・飲料株、空運株、ガスや水道の公益株も買われた。

【亜州IR】




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