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SOU Research Memo(5):成長期待の大きいアジア太平洋の中古市場 11月13日15時35分

■2020年8月期以降の成長戦略

1. 世界のラグジュアリー品の市場規模
世界では、新品ラグジュアリーの市場規模は24兆円(2017年)あり、2022年には32兆円へと拡大が予測されている。一般に新品市場が存在するとその一定割合の中古市場が形成されると言われている。ラグジュアリーも同様で、世界の中古市場は2017年に2.5兆円、2022年には4兆円へと拡大することが予想されている。エリア別の構成比はまちまちで、新品市場が北米25.8%、欧州17.6%、アジア太平洋52.3%と、経済成長著しいアジア太平洋が過半を占め、中古市場は北米23.3%、欧州32.9%、アジア太平洋30.1%と、欧州においてリユースが浸透していることが分かる。新品市場をけん引するアジア太平洋の中古市場の構成比が小さいということは、新品と中古の相関関係から、アジア太平洋の中古市場が今後大きく伸びる可能性があると推測できる。もちろんアジア太平洋以外のエリアにおいても、中古市場に対する成長期待は大きい。こうした状況を踏まえ、SOU<9270>は2020年8月期以降を第2の創業期と位置付け、世界を見据えた成長戦略を改めて展開していく考えである。


2020年8月期以降を第2創業期と位置付け、更なる事業拡大を図る
2. 今後の事業展開
第2創業期の事業展開は、販売面においては1)グローバルプラットフォーム開発の推進、2)海外販路の強化・拡大及び業者開拓、仕入面では1)国内買取専門店の拡充、2)買取拠点の世界展開に向けた市場調査強化、LTV(Life Time Value)向上では資産管理アプリ「Miney」のジャンル拡充としている。同社は2019年8月期までに、業者向け、一般消費者向けともに買取体制と自社販路を確立させ、取り扱いジャンルもブランド品・貴金属から骨董品・美術品に拡大している。このように構築してきた国内のビジネスモデルを、海外業者も容易に利用できるよう拡張していく考えである。さらに、あらゆる資産の価値を見える化し資産の最適な流動化を促すことで、顧客の生涯の資産効率や満足度を引き上げる考えである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)




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