午後:債券サマリー 先物は続落、流動性供給入札の結果は弱め 11月22日15時48分
22日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。米中貿易協議の進展思惑に加え、この日に実施された流動性供給入札が弱めの結果となったことが影響した。
一部で「米中貿易協議が第1弾の合意に達していない場合でも、12月15日に予定される対中追加関税の第4弾の発動を見送る公算」と報じられたほか、米中協議が28日の米感謝祭前に北京で行われる可能性が浮上。これを受けて21日の欧米市場では債券が売られ、これが東京市場にも波及した。この日の日経平均株価が4日ぶりに反発したことも重荷となるなか、流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の応札倍率が2.37倍と前回の2.68倍を下回ったことが判明すると、午後に入って一段安となる場面があった。売り一巡後はやや下げ渋ったものの、手掛かり材料に乏しいとあって戻りは鈍かった。
この日の先物12月限は153円19銭で始まり、高値は153円25銭、安値は153円03銭、終値は前日比26銭安の153円16銭。出来高は2兆7090億円となった。
現物債の利回りは午後3時過ぎ時点で、10年債が前日比0.030%上昇のマイナス0.085%、20年債が同0.035%上昇の0.275%、30年債が同0.030%上昇の0.420%だった。
出所:MINKABU PRESS
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