東京株式(大引け)=179円高、米株高や香港株高を受けリスクオン継続 11月25日15時48分
25日の東京株式市場は、終始買い優勢となり、日経平均は230円以上の上昇をみせる場面もあった。後場は伸び悩んだものの大引けにかけ締まる展開となった。
大引けの日経平均株価は前週末比179円93銭高の2万3292円81銭と続伸。東証1部の売買高概算は10億1101万株、売買代金概算は1兆6991億9000万円。値上がり銘柄数は1555、対して値下がり銘柄数は508、変わらずは91銘柄だった。
きょうの東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウが100ドル強の上昇で4日ぶりに反発したことで安心感が台頭、主力株をはじめ広範囲にリスク選好の流れが波及した。米中協議については、米中両国首脳が部分合意に前向きな発言を示しており、交渉が進展するとの期待が膨らんでいる。政情不安が懸念されている香港では区議会の議員選挙で政府に批判的な民主派が圧勝する見通しと伝わり、抗議デモも足もとは沈静化の動きをみせている。取引時間中は香港ハンセン指数や中国上海株などアジア株市場も高く推移し、投資家心理の改善を後押しした。日経平均は、前場に大きく買われたが後場に入ると利益確定売りに上げ幅を縮小した。ただ、売り圧力も限定的で終盤は再び強含んだ。全体の7割の銘柄が上昇したが、売買代金は1兆7000億円と低調だった。
個別では、売買代金トップの任天堂<7974.T>が上昇、ソフトバンクグループ<9984.T>も堅調。東京エレクトロン<8035.T>、村田製作所<6981.T>も買いが優勢だった。資生堂<4911.T>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクもしっかり。TATERU<1435.T>が物色人気となり、エボラブルアジア<6191.T>、千趣会<8165.T>なども値を飛ばした。エムアップ<3661.T>、ティアック<6803.T>なども大きく買われた。コロプラ<3668.T>も高い。
半面、日本電産<6594.T>、HOYA<7741.T>が売りに押され、武田薬品工業<4502.T>も冴えない。チタン工業<4098.T>、安藤・間<1719.T>などが売られ、木村化工機<6378.T>も利食われた。カチタス<8919.T>、クックパッド<2193.T>が売られ、三櫻工業<6584.T>も安い。澤藤電機<6901.T>、Hamee<3134.T>も値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
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