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ワコム Research Memo(4):テクノロジーソリューション事業はスマホ向けの需要早期化により前年同期比で増収を 11月28日15時04分

■業績の動向

3. テクノロジーソリューション事業の動向
ワコム<6727>の2020年3月期第2四半期のテクノロジーソリューション事業は、売上高27,603百万円(前年同期比7.8%増)、セグメント利益5,105百万円(同11.7%増)と増収増益で着地した。

スマートフォン向け売上高は前期比15.9%増の13,624百万円となった。スマートフォン向けペン・センサーシステムは、韓国サムスン電子向けがその内容となっている。前年同期はGalaxy Note 8とGalaxy Note 9向けだったが、2020年3月期第2四半期はGalaxy Note 9とGalaxy Note 10向けへとシフトした。Galaxy Note 10向けの出荷は、期初予想と比べて第3四半期(10-12月期)から7-9月期に一部早期化(前倒し)され、これが予想比上振れの大きな要因となった。

タブレット・ノートPC向け売上高は前年同期比1.0%増の13,979百万円となった。タブレットの世界出荷台数が減少するマクロ環境のなか、同社のアクティブES(AES)方式のペン・センサーシステムがPCメーカー各社から高い評価を得て搭載率が進み、増収を確保した。

利益面では、セグメント利益が前年同期比11.7%増の5,105百万円となった。売上高の順調な拡大に伴いセグメント利益も伸長した。利益率は18.5%となり、前年同期の17.9%から0.6ポイント改善した。同社は2020年3月期から全社経費の配賦方針を変更したため過去との厳密な比較はできないが、従来基準に直すと利益率は20%を超えて半期ベースで過去最高を更新した可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)



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