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<動意株・11日>(大引け)=日水、AMI、エノモトなど 12月11日15時07分

 日本水産<1332.T>=上値指向。続伸し25日移動平均線を再び上に抜けてきた。全般相場は来週15日の対中関税引き上げ期限を前に、主力輸出株は手掛けにくい状況にあり、内需ディフェンシブ系の銘柄が相対的に強さをみせている。市場では「同社株はPERが割安なほか、直近、大手証券が目標株価を引き上げるなどポジティブ材料もある。米中交渉がヤマ場を迎えるなか機関投資家の資金シフト対象として浮上している」(国内ネット証券ストラテジスト)という。

 アドバンスト・メディア<3773.T>=後場上げ幅拡大。この日午前中に、iOS版音声入力キーボードアプリ「AmiVoice SBx」と、レッドフォックス(東京都千代田区)の働き方改革アプリ「cyzen(サイゼン)」がサービス連携したと発表しており、これが好材料視されている。「cyzen」は、業界を問わず1300社以上の企業で採用されているアプリで、位置情報を活用することでスマートフォンから出勤管理や報告書作成などを可能にするのが特徴。今回のサービス連携により、「cyzen」の報告書作成機能で「AmiVoice SBx」を活用できるようになり、業務効率化に貢献するとしている。
 
 エノモト<6928.T>=1100円台前半のもみ合い経て急動意。リードフレームなど半導体用デバイスを手掛けるが、技術力が高く小型部品の精密プレス金型などで優位性を持っている。5G関連の設備投資需要を取り込み半導体市況改善への期待が高まっており、同社の収益回復に対する思惑が買いを誘発している。PER8倍台と依然割安圏にあるほか、年35円配当を実施(配当利回り約3%)しながら、1株純資産が2241円(前期実績ベース)と時価の2倍近いことから水準訂正余地の大きさが意識されている。

 イメージ ワン<2667.T>=大幅高でフシ突破。テクニカル的にも11月21日の659円、12月2日の658円とダブルトップで形成した戻り高値を払拭し、滞留出来高の薄い700円台に歩を進める段階にある。来年春にサービスが開始される次世代通信規格5Gは、高速大容量・超低遅延が特徴であり画像システムを展開する企業にとってビジネスチャンスが高まる。同社は医療画像システムを主力としており、政府が普及を後押しする遠隔医療分野において5Gサービス立ち上がりが商機につながるとの見方が株価を刺激している。

 ロードスターキャピタル<3482.T>=一時ストップ高。10日の取引終了後、19年12月期連結業績予想について、売上高を134億8700万円から151億7300万円(前期比56.9%増)へ、営業利益を31億3700万円から36億1500万円(同51.1%増)へ、純利益を16億5900万円から20億600万円(同47.6%増)へ上方修正したことが好感されている。コーポレートファンディング事業で売却価格が想定を上回ったことに加えて、アセットマネジメント事業・仲介などでも複数案件が成約したことが寄与するという。また、業績予想の修正に伴い、従来11円50銭を予定していた期末一括配当を2円50銭増額し14円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。前期実績に対しては4円50銭の増配になる予定だ。

 テンポスホールディングス<2751.T>=大幅続伸。上げ足を加速させ気配値のまま5月27日以来6カ月半ぶりとなる2300円台に乗せた。同社は中古厨房機器の販売を手掛けるが、10日取引終了後に、20年4月期の最終利益予想を上方修正、従来予想の11億円から12億円に増額した。傘下のオフィス家具販売会社や情報サービス会社などの業績が好調で収益押し上げに寄与している。好調な業績を背景に、投資資金の流入を誘っている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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