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日立、カプコン、第一三共など 12月18日15時44分

<6501> 日立 4465 +136大幅続伸。富士フイルム<4901>が同社の画像診断機器事業を1700億円台で買収する方針を固めたと報じられた。同事業売却方針はすでに伝わっていたが、売却額の水準は当時想定されていた約1000億円を大きく上回る水準となっている。同社にとって低収益事業であったため、利益率向上につながるとの期待が先行した。なお、富士フイルムは買い先行後に伸び悩み、資金負担増を懸念する流れにもなっているようだ。

<3391> ツルハHD 13600 +720大幅続伸で年初来高値更新。前日に上半期の決算を発表、営業利益は238億円で前年同期比15.5%増益、会社計画の223億円を上回る着地となった。駆け込み需要や処方箋枚数が想定以上に伸長したもよう。第1四半期の同11.8%増から8-10月期は同20.0%増と増益率は拡大している。経費コントロールで販売管理費なども抑制できており、通期計画上振れへの期待が高まる方向に。

<9697> カプコン 3085 +120大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」に、目標株価も3100円から3300円に引き上げた。プラットフォーマーによるコンテンツの囲い込み競争はパッケージゲームソフトウェア各社へ収益増加と採算性上昇をもたらすと判断、こうした業界構造の変化と株価の割安感が評価引き上げの背景。また、「バイオハザード」シリーズなど主力タイトル発売で、21年3月期営業利益は7期連続増益になると見込む。

<9619> イチネンHD 1583 +68大幅続伸。同社の出資しているベンチャー企業のHIROTSUバイオサイエンスが、「線虫」という生物にヒトの尿のにおいをかがせて、がんを早期に発見する検査技術実用化の成功を発表したと伝わっている。1滴の尿から極めて早期のがんでもおよそ85%の確率で発見できたもよう。同社はHIROTSUバイオサイエンスが18年8月に実施した第三者割当増資を引き受けている1社である。

<2678> アスクル 3310 +305急騰で9月9日の年初来高値を更新。前日に上半期の決算を発表、営業利益は34.7億円で前年同期比3.4倍となっている。配送効率の高まりなどによってB2C事業の損失が縮小したことが大幅増益の背景。市場予想との比較でサプライズはないが、会社計画は上回ったとみられている。また、会社側では23年5月期までのB2C事業黒字化方針を示しており、具体的な数値目標は年度内に改めて公表するとしている。

<2169> CDS 1663 +162急騰で年初来高値を更新。前日に19年12月期業績予想、並びに配当予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の13.6億円から15億円、前期比15.7%増益に増額、技術システム事業の売上上振れなどが主因とされている。また、期末配当金も24円から26円に引き上げ、年間配当金は前期比6円増の50円としている。第3四半期までの状況から上振れ期待はあったとみられるが、増配と併せて期待以上と捉えられる形に。

<4568> 第一三共 7004 -414大幅反落。前日にR&D説明会が開催されている。DS-8201、DS-1062、U3-1402と3製剤を柱とする抗体薬物複合体の開発の方向性が示されたほか、今後2-3年内に次世代ADCの臨床開発も開始することが示唆されている。総じてポジティブとの評価が多いようだが、サプライズ感は限定的だったことで、これまで期待先行の動きとなった反動から、短期的な出尽くし感が優勢になっている。

<5781> 東邦金属 1315 +300ストップ高。熊本大学では前日に、「KUMADAI耐熱マグネシウム合金」の不燃化に成功したと発表している。不燃化によって、航空機や自動車用などさまざまな応用に弾みがつくと期待しているもよう。18年5月には、同社と熊本大学などが共同で超極細のマグネシウム合金ワイヤーの製造に成功したと発表されていることで、同社への思惑物色の動きが強まる形になっている。

<8283> PALTAC 5570 +260大幅続伸。岩井コスモ証券では投資判断を「B+」から「A」に格上げ、目標株価は6000円を継続している。業績好調と積極的なRDC投資をドライバーとした中長期的な成長力を評価するなかで、足元の株価下落を考慮して評価を引き上げているもよう。設備産業化する卸業界において、足元で進める積極的なRDC投資は同業他社との差別化を一層明確化することにつながると評価。





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