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ネクシィーズG Research Memo(7):「BODY ARCHI」は2020年9月期累計25店舗を予定  1月20日08時27分

■中長期の成長戦略

1. グループ環境方針「社会・環境についての約束」を打ち出す
ネクシィーズグループ<4346>は、グループ環境方針「社会・環境についての約束」を再整理して打ち出し、事業を通じたCO2排出削減や環境負荷低減をこれまで以上に積極的に推進することを明確にした。この方針は3つの約束から構成されており、約束1「事業活動を通じたCO2削減」、約束2「環境への負荷を低減させる製品の普及」、約束3「環境汚染の防止に向けた先進的な取り組み」により、総合的に環境対応を積極化することを宣言している。

約束1:「事業活動を通じたCO2削減」
同社は、LED照明の普及を中心とした様々な省エネ設備の普及を推進する「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」を提供し、事業を通じてCO2の排出削減に取り組んできた。これまで4万件の施設や店舗の照明をLED照明に切り替え、累計で65.8万t(杉の木5.5億本分)のCO2の排出削減に貢献している。今後は2025年までに、150万t(杉の木12.5億本分)の削減を目指す。

約束2:「環境への負荷を低減する製品の普及」
同社では、「日本の消費電力を下げる」のスローガンのもと、日本全国11拠点において総勢500人を超える営業スタッフが「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」のコンサルティング営業を行っている。その中で、環境汚染につながる恐れのある水銀灯や蛍光灯、フロンガスを使用する旧型業務空調や厨房機器の適切な廃棄に対応し、環境負荷低減に貢献している。なお、2025年までに営業人員1,000人体制にする目標である。

約束3:「環境汚染の防止に向けた先進的な取り組み」
電力小売「ネクシィーズ電力」において、太陽光発電・地熱発電等自然エネルギー由来の電力を今後増やしていく方針である。また、飲食店などから発生する廃棄予定の油を利用したバイオマス発電所の設立も検討している。ネクシィーズ・ゼロシリーズでは、2020年4月施行の健康増進法改正に合わせて、分煙設備の設置や喫煙室・喫煙ブースの提供を本格化する。

一般的に、環境対応は社会貢献活動を通じて行われることや、顧客にコスト増を転嫁して行われることが多いが、同社はあくまでも事業を通じて環境への貢献を行う方針である。「独自性」「波及効果」「先進性」を兼ね備えた商材・サービスを地域密着営業で展開することにより、事業成長と環境貢献の両方を目指す戦略である。

2. BODY ARCHI事業の成長
事業付きファイナンス「BODY ARCHI」業態の立ち上がりは足元順調である。エステやスポーツジムの事業特性は、出店後の会員数が徐々に増えていき、損益分岐となる会員数に達するまでに数年かかるのが一般的だ。一方で、「BODY ARCHI」業態の場合には、数ヶ月から1年以内で一気に会員数が増える実績となっており、コストパフォーマンスの高いサブスクリプションモデル(月額1万円定額制)が、対象ユーザー層に効果的に訴求していることがわかる。2020年9月期の累計店舗数目標は25店舗で、既存の12店舗(2019年12月末現在)に加え、新たに13店舗が出店する予想だ。これまでの12店舗は、東急プラザ渋谷店、LINKS UMEDA店などを始め、超一等地に立地している(直営2店舗を除く)。計画達成に向けては、立地の確保がカギとなるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)




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