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NYの視点:米1月FOMC議事録、米国経済成長に楽観的、リスク存続も  2月20日08時02分

米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1/28-29開催分)議事録を公表した。

経済の成長が緩やかなペースで継続すると楽観的なメンバーの見通しが明らかになった。1)貿易緊張の緩和、2)ブレグジットリスクの後退、3)世界経済の成長安定、4)下方リスクの低下、を指摘した一方で、貿易に関する不透明感が存続していると加えた。また、新型肝炎が新たな世界成長リスクに加わったと警告。

リスクが存続するものの、成長見通しを修正する段階ではなく、今のところ政策金利は「適切」との見解。2020年、2021年の成長は減速する前にいったん潜在的水準を上回ると見ている。

注目されていたバランスシートに関しては第2四半期にはtビル購入を縮小していく方針を繰り返した。リスク資産価格に関しては一段と高い水準との見解。準備を修正する策は金融政策の変更ではないと再表明している。FOMCの言及にもかかわらず市場ではFOMCによるTビル購入は「QE」との見方が根強く、株式相場を引き続き押し上げた。

■FOMC議事要旨(1/28-29開催分)ポイント
●経済
「経済の成長は緩やかなペースで継続」

●金利・政策
「当面、現行の政策金利が正当化すると予想」
「米国長期の成長を減速させる可能性のある国内外のリスクに警戒態勢を維持」

●雇用
「2020年も雇用は健全なペースで拡大」
「多くの高官は労働市場がいまだに最大雇用でなく、労働参加者が増加する余地がある」

●消費
「底堅い」


●成長リスク
「貿易緊張の緩和、ブレグジットリスクの後退、世界経済の成長安定、下方リスクの低下、一方で、貿易に関する不透明感が存続」
「新型肺炎が世界経済の新たなリスクで、綿密に監視することが正当化される」

●バランスシート
「準備が十分な水準に達したら、通常の市場オペレーションへ」
「Tビル購入は第2四半期から縮小へ」
「各月、600億ドルのTビル購入ペースは4月まで有効」

●インフレ
「レンジ導入混乱、誤解につながる可能性も」

●資産価格
「ここ数カ月で、資産価格の圧力は高い水準まで上昇した」
「ITや公益事業セクターはかなりアウトパフォーム、エネルギー関連は下落」

●新型肺炎
「新型肺炎、投資家のセンチメントに影響する可能性」






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