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注目銘柄ダイジェスト(前場):エスクリ、OSGコーポ、国際帝石など  3月09日12時09分

市進HD<4645>:382円(-22円)
一時反発。新型コロナウイルスの影響で生徒がグループの学習塾に通塾できない場合、自宅で映像授業「ウイングネット」を視聴し、カリキュラムを止めることなく学習を進められるよう対応すると2日に発表し、改めて買い材料視された。新型ウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、臨時休校が長期化した場合は自宅学習の需要が高まるとの見方が背景にあるようだ。株価は一時425円まで上昇したが、その後はマイナスに転じている。


エスクリ<2196>:418円(-100円)
ストップ安。2月18日に発表した発行済み株式数の1.3%に当たる15万株を上限とした自社株買いの実施を中止するとしている。新型ウイルス感染の広がりを受けて、3月中に挙式披露宴を予定されている顧客の中で、延期希望の場合には変更料を取らずに対応、実施希望の場合は欠席者分の料理、飲料などの料金を返金する対応を取るとしており、財務負担の悪化を避ける意味合いがあるとみられる。需給下支え要因の消滅を嫌気する流れにも。


コマツ<6301>:1935円(-150円)
大幅続落。中国国内にある同社製建設機械の2月の平均稼働時間が前年同月比3割減少したと発表。新型ウイルスの感染拡大によって、春節休暇終了後も土木工事の再開が遅れているもよう。2月の油圧ショベルの中国国内需要は同67%減と大幅に減少しいているが、稼働の低迷によって今後の販売回復にも時間を要するとの見方に。なお、他地域の平均稼働時間は、日本が同0.9%増、北米が同6.4%減、欧州が同0.7%増となっている。


トヨタ自<7203>:6396円(-398円)
大幅続落。為替相場で円高が進行、ドル・円相場は1ドル=103円台半ばまで下落し、2016年11月以来3年4カ月ぶりの円高水準となっている。新型ウイルスの感染の世界的な拡大から景気の先行き懸念が一段と強まり、リスク回避の円買いが優勢となっている。輸出比率の高い自動車株は、生産停滞による数量減に加えて、利益率悪化への懸念なども強まる状況となっている。


OSGコーポ<6757>:1261円(-273円)
大幅に3日続落。20年1月期の営業利益を従来予想の5.80億円から7.45億円(前期実績3.05億円)に上方修正する一方、純利益を2.90億円から2.65億円(同0.90億円)に下方修正している。フランチャイズ事業で宅配・食品関連の拡大を図り、営業利益が伸びた。ただ、金融市場全般で投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、純利益の縮小が嫌気されて売り優勢となっている。


国際帝石<1605>:763.7円(-116.3円)
急落。原油価格の急落が売り材料となっている。NY原油先物は時間外取引で一時、1バレル30ドルまで急落。先週末比で約3割強の下落となっており、4年ぶりの安値水準となっている。「OPECプラス」の協議において、サウジアラビアが提案した日量150万バレルの追加減産案をロシアが拒否、サウジも自主的な減産を取りやめ、4月から日量1000万バレルを超える規模に増産の方針としている。需給緩和による先安感を反映の動きに。


ケア21<2373>:1447円(+110円)
大幅に反発。20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の営業利益を前年同期比50.0%増の3.92億円と発表している。在宅系介護事業が好調だったことに加え、施設系介護事業が伸長し、利益が拡大した。通期予想は前期比20.1%減の9.00億円で据え置いた。進捗率は43.6%に達しており、第1四半期の順調なスタートを評価した買いが集まっている。

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