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東京株式(大引け)=451円安、米景気対策への期待感剥落で昨年来安値更新  3月11日15時45分

 11日の東京株式市場はリスク回避の売りがかさみ、日経平均は急反落となった。1万9500円台を割り込み昨年来安値を更新した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比451円06銭安の1万9416円06銭と大幅反落。東証1部の売買高概算は19億9632万株、売買代金概算は3兆1263億2000万円。値上がり銘柄数は393、対して値下がり銘柄数は1718、変わらずは54銘柄だった。

 きょうの東京市場は、取引開始前は買い優勢の地合いが想定されたが、フタを開けてみると思いのほか売り圧力の強さが表面化した。前日の米国株市場ではトランプ政権が打ち出す景気対策に対する期待感からNYダウが1200ドル近い急反騰をみせたが、具体的な内容に乏しく実現性を疑問視する見方が強まり、米株価指数先物が安く推移したことで、これを横目に投資家心理が悪化した。外国人投資家など新型コロナウイルスの感染拡大を懸念する売りも引き続き出ており、下値リスクが意識されている。日銀のETF買いに対する期待を背景に、日経平均株価は寄り付き安く始まった後プラス圏に切り返す場面もあったが、買いが続かずその後は主力株中心に次第安の展開を強いられた。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が売られ、ソニー<6758.T>、東京エレクトロン<8035.T>も大幅下落した。トヨタ自動車<7203.T>も軟調、武田薬品工業<4502.T>も下値を探った。ファーストリテイリング<9983.T>、オリエンタルランド<4661.T>も大きく値を下げた。リクルートホールディングス<6098.T>も安い。IBJ<6071.T>、ダブル・スコープ<6619.T>が急落、アトラエ<6194.T>、アイル<3854.T>、セラク<6199.T>、ユーグレナ<2931.T>などの下げも目立つ。

 半面、資生堂<4911.T>が頑強な値運びをみせ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクもしっかり。ファナック<6954.T>、SMC<6273.T>も買いが優勢だった。ジーンズメイト<7448.T>が商いを伴い大幅高となったほか、菱洋エレクトロ<8068.T>も活況高。マイネット<3928.T>、東邦ガス<9533.T>なども大幅高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

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