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東京株式(大引け)=856円安、新型コロナへの懸念高まり売り加速  3月12日15時48分

 12日の東京株式市場は、運用リスクを回避する動きが加速、日経平均は一時1000円を超える下げとなった。新型コロナウイルスを懸念する売りが続いている。

 大引けの日経平均株価は前営業日比856円43銭安の1万8559円63銭と大幅続落。東証1部の売買高概算は25億8352万株、売買代金概算は3兆7853億2000万円。値上がり銘柄数は39、対して値下がり銘柄数は2117、変わらずは9銘柄だった。

 きょうの東京市場は一段と下値模索の動きが強まり、全面安商状のなか日経平均は850円強の下落で約3年ぶりの安値圏に沈んだ。一時、下げ幅は1000円を上回り、1万8300円台まで水準を切り下げる場面があった。新型コロナウイルスについては、世界保健機構(WHO)が11日、「パンデミックに相当する」と表明したことで、マーケット心理を一段と悪化させた。また、トランプ米大統領の演説に注目が集まったが、積極的な景気対策について言及されず、欧州からの渡航者を30日間制限すると表明したことなども不安心理を煽り売りに拍車をかける形となっている。アジア株市場が総じて売られたことや、外国為替市場でドル安・円高が進んだことなども売りを助長した。値下がり銘柄数は2100を超え全体の98%に達した。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が安く、ファーストリテイリング<9983.T>が大幅安、ソニー<6758.T>、任天堂<7974.T>が売られたほか、トヨタ自動車<7203.T>も大きく値を下げた。東京エレクトロン<8035.T>、村田製作所<6981.T>も下値を探った。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクの下げも目立つ。IBJ<6071.T>はストップ安、ジーンズメイト<7448.T>も大きく値を下げた。アイティメディア<2148.T>が大幅安、川崎汽船<9107.T>も急落した。

 半面、クラボウ<3106.T>がストップ高に買われた。パンチ工業<6165.T>、カーブスホールディングス<7085.T>なども大幅高。低位株ではホクシン<7897.T>が上昇した。イー・ギャランティ<8771.T>、前田道路<1883.T>が値を上げたほか、Ubicomホールディングス<3937.T>、丸和運輸機関<9090.T>なども買われている。

出所:MINKABU PRESS

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