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東京株式(大引け)=173円安、ECBによる巨額の資産購入策も朝高後に乱高下  3月19日15時55分

 19日の東京株式市場は日経平均が朝方高く始まったが、その後は買いが続かず値を消し、終盤下げ渋ったものの戻りは限定的で1万6500円台で着地した。TOPIXはプラスで引けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比173円72銭安の1万6552円83銭と続落。東証1部の売買高概算は30億1769万株、売買代金概算は4兆6853億円。値上がり銘柄数は1141、対して値下がり銘柄数は1001、変わらずは24銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方取引開始前にECBが新たに7500億ユーロの資産購入を発表したことから、全般は買い優勢でスタートした。日経平均は一時400円を超える上昇をみせる場面もあったが、買いが続かず、その後は急速に伸び悩む展開となった。午前10時過ぎにはマイナス圏に入り、370円近く株価を下落させる場面もあった。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響を懸念する売りが止まらない状況。下値では国内の年金系資金や一部の個人投資家が買い向かう動きを強めているが、海外ファンドによるリスク資産圧縮の動きがそれを上回り下値を切り下げる展開を余儀なくされている。終盤下げ渋ったものの、日経平均は16年11月9日以来、3年4カ月ぶりの安値に沈んでいる。
ただ、値上がり銘柄数は値下がり数を上回った。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が続急落、ファーストリテイリング<9983.T>も値を下げた。ソニー<6758.T>も売りに押された。富士フイルムホールディングス<4901.T>も利食われた。東京エレクトロン<8035.T>が大幅な下げとなり、リクルートホールディングス<6098.T>も売られた。UTグループ<2146.T>、IBJ<6071.T>、Hamee<3134.T>、シークス<7613.T>、アウトソーシング<2427.T>、不二越<6474.T>などがストップ安に売り込まれた。

 半面、任天堂<7974.T>が上値追い。KDDI<9433.T>、NTTドコモ<9437.T>が高く、オリエンタルランド<4661.T>も上昇した。中外製薬<4519.T>が大幅高、JR東海<9022.T>も大きく水準を切り上げた。ぴあ<4337.T>が一時ストップ高に買われ、日医工<4541.T>も一時値幅制限いっぱいに買われた。アルフレッサ ホールディングス<2784.T>、日本空港ビルデング<9706.T>、栗田工業<6370.T>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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