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注目銘柄ダイジェスト(前場):ミサワ中国、AGC、パナソニックなど(訂正)  5月19日14時08分

テルモ<4543>:3870円(+128円)
大幅続伸。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は1106億円で前期比3.7%増益、従来計画をやや上回る水準で着地。21年3月期予想は非開示としている。新型コロナの影響によって、カテーテル手術などが減少しており、4月は10%台の減収となっているもよう。ただ、相対的にコロナの影響を受けにくい製品ポートフォリオではあること、新型コロナの影響の小さい日本・中国なども相対的に高いことから、警戒感にはつながっていない。


ミサワ中国<1728>:283円(+31円)
大幅に続伸。21年3月期の営業利益予想を前期比205.5%増の3.90億円と発表している。住宅請負事業や不動産関連事業で新たな収益機会の拡大を目指すほか、介護福祉施設等の請負など非住宅分野の展開にも注力する。また、管理体制の合理化を図り、効率的な組織運営を推進して収益性の向上に努める。20年3月期の営業利益は分譲事業の落ち込みが響き、68.5%減の1.27億円で着地した。


コマツ<6301>:2085円(+51.5円)
大幅反発。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は2507億円で前期比37.0%減益となった。従来計画の2790億円を下回ったほか、配当金も期初計画の110円から94円に引き下げ。新型コロナの影響が100億円ほどの収益悪化要因となったほか、一過性の利益押し下げ要因もあったようだ。今期業績計画は非開示だが、第1四半期以降は需要回復に備えて生産量も回復する見込みとしており、業績ボトムアウトへの期待が先行する形に。


ドーン<2303>:2262円(+75円)
大幅に3日続伸。20年5月期の年間配当を従来予想の8.50円から10.00円(前期実績7.50円)に増額修正している。業績動向に加え、今後の経営環境や事業展開を総合的に勘案した措置としている。増配発表で通期の営業利益予想(前期比28.5%増の2.57億円)を達成する可能性が高いとの見方が強まったことに加え、株価が4月9日に付けた直近高値(2310円)を上回ったため、先高期待も広がっているようだ。


AGC<5201>:2892円(+219円)
急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は223億円で前年同期比7.0%増益、200億円弱の市場コンセンサスを上回った。上半期計画は従来の500億円から250億円に大幅減額修正だが、市場予想の範囲内とは捉えられる。EUVマスクブランクスやライフサイエンスを中心とした戦略事業の利益貢献度合いが高まっていること、ガラス事業構造改革加速への意向を提示したことなどはポジティブに捉えられているもよう。


パナソニック<6752>:857.9円(+48.4円)
大幅続伸。前日に20年3月期の決算を発表している。調整後営業利益は2867億円で前期比12.3%減益、4月27日に予想修正を発表済み。コロナウイルスによる影響は300億円強とされている。21年3月期見通しは非開示としている。決算数値にインパクトはないものの、会社側では今下期には前年度並みの利益を見込むとコメントしているほか、足元で円筒型車載電池の北米工場の黒字継続が確認できたことなどは安心感につながっている。


Kudan<4425>:5650円(+30円)
一時大幅高。空間・位置認識ソフトウェアに関する研究開発・販売を行う米国アーティセンス社と業務提携契約を締結したと発表している。両社が築いてきたグローバル拠点や販売チャネルなどの経営資源を相互に活用し、それぞれの顧客に対して最適なサービスを提供することを可能とする事業開発体制の構築を推進する。業務提携で市場競争力が強化されるとの見方から、寄り付き後は買いが入っていたが、その後は上げ幅を縮め、マイナスに転じる場面も。


ソフトバンクG<9984>:4529円(-92円)
朝高後マイナス転換。前日に20年3月期の決算を発表、営業損益は1兆3646億円の赤字、投資先の未上場企業の収益悪化によるファンド事業の損失が響いた。ただ、4月に公表された業績見通しに沿った内容であり、21年3月期の収益急回復が期待できること、足元で米国株が上昇基調にあることからも、目先の悪材料出尽くしと捉えられている。なお、中国アリババの株式で1.25兆円の現金を調達したとも前日に発表している。

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