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21日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で続落、ITハイテク関連に売り  5月21日16時53分

21日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.81ポイント(0.55%)安の2867.92ポイントと続落した(上海A株指数は0.55%安の3006.09ポイント)。

米中対立の警戒感が重し。トランプ米大統領は20日、新型コロナウイルス感染で死者多数が生じていることに関し、「世界中で大量殺りくを起こしたのは中国の無能さだ」と自身のツイッターに投稿している。また、ポンペオ米国務長官は20日、香港の高度な自治権が「一国二制度」の下で機能しているかどうかを検証する(米国の)報告書について、最近の動向により、評価が一段と困難になったとの認識を示した。これを受けて中国外交部は21日、「米国務長官は香港政府を脅迫している」と応じ、中国への内政干渉だと強く非難している。

中国の政策に対する期待感で買われる場面がみられたものの、上値は重く、指数は終盤にかけマイナスに転じた。あす22日には、今年の政策運営や経済成長率などの目標を示す中国の最重要会議、全国人民代表委員会(全人代、国会に相当)が開幕する。

業種別では、ITハイテクの下げが目立つ。半導体組立・検査で中国トップの江蘇長電科技(600584/SH)が7.3%安、指紋認証ICなどの深セン市匯頂科技(603160/SH)が4.5%安、金融機関向けソフト開発会社の恒生電子(600570/SH)が3.9%安、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が3.3%安で取引を終えた。海運株、自動車株、エネルギー株、発電株、金融株なども売られている。

半面、食品飲料株はしっかり。醤油メーカーの海天味業(603288/SH)が3.4%高、白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.1%高で引けた。それぞれ上場来高値を更新している。このほか、医薬品株、上海拠点の不動産株も物色された。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.11ポイント(0.54%)安の204.73ポイント、深センB株指数が0.84ポイント(0.10%)高の870.08ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)



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