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25日の香港市場概況:ハンセン0.1%高で4日ぶり反発、香港交易所6.2%上昇  5月25日18時00分

週明け25日の香港市場は小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比22.10ポイント(0.10%)高の22952.24ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が39.16ポイント(0.42%)高の9465.94ポイントとそろって4日ぶりに反発した。売買代金は1182億2700万香港ドルとなっている(22日は1805億4600万香港ドル)。

中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。全国人民代表委員会(全人代、国会に相当)の開幕初日(22日)には、一連の経済政策が公表された。具体的な政策の動きは、これから徐々に出てくるとみられている。

ただ、全体としては上値が重い。指数は安く推移する場面もみられた。香港の社会混乱がマイナス。香港で24日、中国政府が社会統制を強める「香港版国家安全法」に反対する大規模なデモが展開された。新型コロナウイルスの感染が拡大した1月下旬以降で最大規模のデモに拡大している。一部のデモ参加者が商店を破壊する一方、警官隊は催涙弾を発射して応酬し、180人以上を逮捕した。

ハンセン指数の構成銘柄では、取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が6.2%高と急反発し、年初来高値に接近した。業績改善が意識されている。モルガン・スタンレーは最新リポートで、米上場の中国企業による香港IPOが加速する中、収入の増加が見込まれると分析した。米上院は先週20日、上場外国企業の監督強化法案を可決。中国企業を締め付けるとみられている。米上場の中国企業は、香港の重複上場を急ぐとの見方だ。すでに、オンラインゲーム大手の網易(ネットイーズ:NTES/NASDAQ)、Eコマース大手の京東商城(JD/NASDAQ)が今週中に香港上場に向けたヒアリングを実施する予定との情報が伝わっている。上場日は網易が6月11日、京東が同18日となる見込みだ。

セクター別では、食品飲料や酒造の消費関連が高い。中糧肉食HD(COFCOミート・ホールディングス:1610/HK)が2.4%、中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.2%、統一企業中国HD(ユニプレジデント・チャイナ:220/HK)と康師傅HD(ティンイー:322/HK)がそろって2.0%、中国旺旺HD(151/HK)が1.5%、華潤ビールHD(291/HK)が2.2%、青島ビール(168/HK)が1.5%ずつ上昇した。

半面、銀行や不動産の香港銘柄はさえない。恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が3.8%安、中銀香港(2388/HK)が2.9%安、東亜銀行(23/HK)が1.6%安、恒基兆業地産(12/HK)が2.7%安、長江実業集団(1113/HK)が2.5%安で引けた。

一方、本土市場は4日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.15%高の2817.97ポイントで取引を終えた。食品飲料株が高い。不動産株、医薬品株、公益株、銀行株の一角も買われた。医薬品株、不動産株、公益株、銀行株や自動車株の一角も買われた。半面、ハイテク株は安い。資源・素材株、保険株も売られた。

亜州リサーチ(株)




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