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東京株式(大引け)=38円安と5日ぶり反落、米中対立を警戒し利益確定売りも  5月29日15時47分

 29日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反落。米中対立への警戒感が強まるなか、利益確定売りが優勢となった。

 大引けの日経平均株価は前日比38円42銭安の2万1877円89銭。東証1部の売買高概算は23億8386万株。売買代金概算は4兆6423億8000万円。この日の引けにMSCIの銘柄入れ替えがあり、出来高は大きく膨らんだ。値上がり銘柄数は674と全体の31%、値下がり銘柄数は1438、変わらずは58銘柄だった。

 28日の米株式市場では、NYダウが前日比147ドル安と下落。中国は全国人民代表大会(全人代)で反体制活動を禁じる「香港版国家安全法」の制定方針を採択した。これを受け、トランプ米大統領は中国への対応措置を29日に発表することを明らかにした。米中対立への警戒感から、日経平均株価は値を下げスタートし、一時下げ幅は200円を超えた。しかし、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋る展開。午後2時過ぎにはプラス圏に浮上する場面があった。ただ、引けにかけ売り直され、小幅な下落で取引を終えた。

 個別銘柄ではトヨタ自動車<7203.T>やキーエンス<6861.T>、ソニー<6758.T>、任天堂<7974.T>が安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>といった銀行株も値を下げた。20年3月期業績で6700億円超の巨額の最終赤字を計上した日産自動車<7201.T>が急落した。SMC<6273.T>やファナック<6954.T>、日立製作所<6501.T>も値を下げた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>は高く、第一三共<4568.T>が高い。MSCIの銘柄入れ替えで新規採用されたレーザーテック<6920.T>や神戸物産<3038.T>は値を上げた。アンジェス<4563.T>やテラ<2191.T>などバイオ株の一角が高く、プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>がストップ高となった。

出所:MINKABU PRESS

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