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ソフトバンクG、東エレクがけん引【クロージング】  7月03日16時03分

3日の日経平均は続伸。160.52円高の22306.48円(出来高概算9億8000万株)で取引を終えた。雇用統計の結果を材料視した米国市場の流れを受けて買い先行で始まった日経平均は、前場半ばには22312.44円まで上げ幅を広げた。しかし、前引け後に東京都で新型コロナ感染者数が連日で100人を超えたと伝わる中、後場寄り付き後には22154.97円と前日終値と変わらず水準まで上げ幅を縮める場面もみられた。しかし、アジア市場の底堅い値動きのほか、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>の強い値動きもあり、引けにかけては買い戻しの流れとなり、22300円を回復して取引を終えた。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、精密機器、その他製品、情報通信、化学、機械、電気機器が堅調。一方で空運、水産農林、パルプ紙、陸運、鉱業、繊維が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG、東エレクのほか、エムスリー<2413>、アドバンテ<6857>、信越化<4063>が堅調。一方でファミリーマート<8028>、キッコーマン<2801>、7&iHD<3382>が冴えない。

東証1部の出来高は10億株を下回っており、売買代金は1.7兆円を下回るなど、約2週間ぶりの薄商いだった。参加者が限られるなか、インデックスに絡んだ商いで上昇した格好である。東京都の新型コロナウイルス感染者数が連日で100人を超えたと伝わったことから先物市場では下押す場面もみられており、これが大引けにかけてのショートカバーにつながったようである。また、ソフトバンクG、東エレクが強い値動きをみせており、売り方にとっても売り込めない需給状況であったようだ。

また、マザーズ指数は7営業日ぶりに反発。値動きの荒さが目立つ中ではあるが、直近で急伸後の反動が大きかったGMOグループ企業が軒並み反発をみせていたことも、売りが波及していた銘柄への買い戻しに向かわせていた。本日のところは自律反発の段階であろうが、来週以降、リバウンド狙いの買いが継続するようであれば、押し目買い意欲も高まってくることになりそうだ。まずは、ETF分配金支払いのための売り需要に対して、押し目を拾う動きが強まるかが注目されそうである。



<AK>

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