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意外高の展開でもち合いレンジ上限に到達【クロージング】  7月06日16時15分

6日の日経平均は大幅に続伸。407.96円高の22714.44円(出来高概算10億2500万株)で取引を終えた。先週末の米国市場が独立記念日の振替祝日で休場だったこともあり、手掛かり材料に欠けるなか、小幅に続伸して始まった。しかし、その後はじりじりと上げ幅を広げる展開となり、上値抵抗として意識されていた25日線を突破すると、ショートカバーの流れが強まった。更に、中国市場や香港市場が強い動きをみせたことが材料視されたほか、グローベックスのNYダウ先物の強い値動きなども材料視されており、後場に入っても高値圏での推移が続いた。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1800を超えており、全体の87%を占めている。セクターでは、東証33業種全てが上昇しており、証券が上昇率トップとなったほか、海運、鉄鋼、非鉄金属、機械、金属製品の強さが目立っている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>がけん引。一方で、中外薬<4519>、塩野義<4507>など薬品の一角が冴えない。

日経平均は終日強含みの展開となったが、こう着感の強い相場展開が意識されていただけに、25日線突破によってショートカバーを迫られた格好であろう。中国では国営メディアの証券時報が新型コロナウイルス感染症流行後に「健全な」強気相場を促すことは、経済にとってこれまで以上に重要になっていると主張したと伝えられており、支援材料になったとの見方がされていた。上海指数がじりじりと上げ幅を広げるなか、売り込みづらい展開となった。

セクターでは33業種全てが上昇しているが、中国関連として位置づけられているセクターの強さが目立っていた。また、指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引しており、225型のインデックス買いが断続的に入っていたとみられ、薄商いの中でより日経平均へのインパクトが大きかったようである。まずは連休明けの米国市場の動向を見極める必要があるが、米国市場が強い値動きをみせてくるようだと、一段とショートカバーの流れが強まる展開が意識されてきそうである。




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