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想定内のこう着といったところであり、日経平均は25日線レベルを上回っての推移【クロージング】  7月07日16時16分

7日の日経平均は反落。99.75円安の22614.69円(出来高概算10億9000万株)で取引を終えた。週明けの米国市場が上昇となったが、前日の段階で相当織り込まれていたとみられ、利食い優勢の展開となった。朝方こそ、値がさハイテク株などの強い値動きを受けて上昇に転じる場面もみられたが、その後は22540円から22640円辺りでのレンジ相場となった。昨日の上昇の一因となった上海指数は1%超の上昇、ハンセン指数は小安く推移していた。また、グローベックスのNYダウ先物はマイナス圏での推移が続いていたことも、利益確定の流れに向かわせたようである。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の6割近くを占めている。セクターでは、陸運、医薬品、電力ガス、鉱業、鉄鋼、輸送用機器、ゴム製品が冴えない。半面、その他製品、情報通信、サービス、精密機器がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、テルモ<4543>、アステラス薬<4503>が重石に。

想定内のこう着といったところであり、日経平均は25日線レベルを上回っての推移が続いており、底堅さは意識された。また、マイナス圏での推移の中で、ソフトバンクG、アドバンテスト、東エレクの強さが目立っており、センチメントは悪化しない。ハイテクセクターへの物色も根強く、最高値を更新しているナスダックの流れを引き継ぐ格好であろう。

なお、明日はETFの分配金支払いのための売り需要が相場の重石になると警戒されている。改めて売り仕掛けてくる動きは限られそうだが、買い方にとってはやや慎重姿勢となりそうだ。とはいえ、本日の様に、6割近い銘柄が下落する中で、ソフトバンクG、アドバンテスト、東エレクなどが強い値動きを続けているため、指数自体の下げは限られそうである。

なお、日経平均の25日線は22500円近辺まで切り上がってきている。これが支持線として機能するかが引き続き注目されるところ。想定された売り需要とはいえ、これを割り込んでくるようだと、やや神経質になりそうである。




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