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エヌ・シー・エヌ Research Memo(7):木構造デザインの設立によるネットイーグルとのシナジーが期待される  7月08日15時07分

■2021年3月期の取り組み

エヌ・シー・エヌ<7057>は2021年3月期の方針として、住宅分野においては、登録施工店の増加に向けた施策及び「重量木骨の家」のブランディング強化を挙げている。大規模木造建築(非住宅)分野としては、SE構法以外の非住宅木造建築の構造計算への取り組みを挙げている。住宅分野における新規登録店の獲得強化では、2020年3月期までは約500社の既存登録店の活性化に注力していたが、耐震性の高い木造住宅の更なる普及に向けて、新規登録店の獲得強化を予定しており、2021年3月期については約50社の新規登録を目指している。「重量木骨の家」のブランディング強化については、更なるブランド強化に向けて「重木事業部」を新設した。ブランドサイトだけでなく、特設サイト「FAMILY TREE」の充実や、雑誌「ML WELCOME」の発刊、Instagramでの発信など積極的なプロモーションを予定している。なお、「重量木骨の家」のブランドサイトは順調に成長しており、注目度・認知度が上昇している。ブランドサイトのセッション数及びブランドサイトのPV(ページビュー)数は2018年3月期以降、上昇ピッチが強まっている。

大規模木造建築(非住宅)分野におけるSE構法以外の非住宅木造建築の構造計算への取り組みについては、前述のように木構造デザインの設立が大きな変化をもたらす可能性が大きいだろう。2010年10月の「公共建築物等における木材の利用促進に関する法律」施行により、住宅以外の木造建築物市場は大きく成長しているが、成長には課題もある。この課題となるのが、500m2を超える木造構造計算者や製造CAD入力者の絶対数が少ないことである。この成長課題を解決するため、同社の24,000棟以上の構造計算実績と、60%以上の木造CADのマーケットシェアを持つネットイーグルが組み合わさることで、構造計算からCADデータをワンストップで提供することができるようになり、シナジーが大いに期待されるだろう。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)




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