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明日の株式相場戦略=半導体株の下落は一時的か、米ネットフリックス決算に注目  7月16日17時54分

 きょう(16日)の株式市場は、東京エレクトロン<8035.T>やレーザーテック<6920.T>といった半導体関連のハイテク株が下落した。その一方で日本航空<9201.T>など空運株や日本製鉄<5401.T>など鉄鋼株といった景気敏感株が上昇した。この流れが、明日以降も続くかどうかが焦点となりそうだ。

 関心を集めたオランダの半導体製造装置メーカー、ASMLの決算が市場予想を下回ったことが、日本の半導体株下落の要因となった。しかし、市場からは「内容は決して悪くはなく、いったん材料出尽くしからの売りが出た」(アナリスト)との声が出ていた。

 また、今日発表された半導体生産の台湾積体電路製造(TSMC)の決算も内容は良好だ、と評価する見方が出ている。これまで急伸していたハイテク株は調整が必要な時期にあり、ASMLの決算などをきっかけに利益確定の動きが強まったようだ。しかし、「このハイテク株の調整は、そう長くは続かないだろう」(前出のアナリスト)ともみられている。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、景気敏感株の上値を買い上がるには限界があり、調整一巡後は、ハイテク株に買いが戻ることが予想される。ハイテク株の深押し場面があれば、買い場の提供となるだろう。今晩は米国でネットフリックスの決算があり、その結果への株式市場の反応も注目される。バンク・オブ・アメリカやジョンソン・エンド・ジョンソンといった米国企業の決算も発表される。また、東京都を中心とする新型コロナの感染状況への市場の反応からは依然、目が離せない。
(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

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