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明日の株式相場戦略=トヨタ決算は気迷いムードを払拭するか  8月05日17時44分

 5日の日経平均株価は前日比58円安の2万2514円と3日ぶりに小反落した。前日までの2日間で800円強上昇していただけに、この日は利益確定売りが優勢となった格好だ。

 日経平均は2万2500円前後の一進一退が続くなか、「焦点が絞りにくい気迷い相場」(市場関係者)の状態にある。米国市場は、ナスダック指数が5日続伸し最高値を更新しているが、東京市場では好決算を発表したソニー<6758.T>もこの日は売りに押された。

 そんななか、市場の関心を集めるのが明日の午後に予定されているトヨタ自動車<7203.T>の決算だ。取引時間中の発表で、株価に直接結果が反映されるだけに、同社の決算が市場のムードを変えることもあり得る。 

 トヨタは5月決算時点では21年3月通期の業績予想を連結売上高が前期比19.8%減の24兆円、営業利益が同79.5%減の5000億円との見通しを出している。ただ、税引前利益や最終利益、それに配当は「未定」とした。第1四半期(4~6月)の結果に加えて、未定とした通期最終利益などが公表されるか、または公表された場合の水準などが焦点となる。一部大手証券からは、米中の販売状況を考慮して通期営業利益の増額修正を予想する見方も出ている。トヨタの決算と株価の反応に市場の視線は集中しそうだ。また、今日の引け後に好決算を発表したレーザーテック<6920.T>の値動きも注目される。

 明日は引け後に、ダイフク<6383.T>や任天堂<7974.T>、三井不動産<8801.T>などの決算発表が予定されている。海外市場では、今晩発表される米7月ADP雇用統計や米7月ISM非製造業景況感指数の結果に対する関心が高い。
(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

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