アイナボホールディングス---3Qは営業利益が0.9%増、大型物件事業が増収増益と好調 8月06日15時26分
アイナボホールディングス<7539>は5日、2020年9月期第3四半期(19年10月-20年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%減の503.14億円、営業利益が同0.9%増の16.90億円、経常利益が同1.2%増の18.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.1%増の12.08億円となった。
戸建住宅事業の売上高は前年同期比3.6%減の426.30億円、セグメント利益は同10.6%減の19.05億円となった。タイル・建材販売の売上高は、木質建材等の伸長はあったものの、前期好調だった自社ブランドタイルが前年比マイナスで推移したことにより、前年を下回った。タイル・建材工事の売上高は、首都圏ハウスメーカーからの外壁タイル工事の受注が増加したことに加え、工務店向けサッシの出荷が好調に推移したことにより、前年を上回った。住宅設備機器関連販売及び工事の売上高は前年比マイナスで推移した。主な要因は、特定のビルダー向けの水回り商材がスペックアウトしたことや、新型コロナウイルスの影響による新築の着工休止やリフォーム工事の延期により水回り商材の売上が減少したことによる。
大型物件事業の売上高は前年同期比13.0%増の76.83億円、セグメント利益は同63.5%増の7.61億円となった。タイル工事の売上高は、東京オリンピック・パラリンピック施設や都内・大阪での大規模再開発施設の工事が堅調に推移したことにより、前年を大きく上回った。住宅設備販売及び工事の売上高は、集合物件向けのユニットバス工事が堅調に推移したことや、首都圏において新規に取り組んでいる区分マンションのリニューアル工事が増加したことにより、前年を上回った。空調衛生設備工事の売上高は前年を下回った。主な要因は、前期に受注した官公庁物件の工事が中間期までは順調に完成したものの4月以降は、新型コロナウイルスの影響による工事の延期や発注の延期等による完成高の未計上によるものである。
2020年9月期通期については、売上高が前期比4.4%減の665.00億円、営業利益が同19.1%減の17.50億円、経常利益が同17.9%減の19.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.0%減の12.80億円と連結業績予想を公表した。
<EY>
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