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日経平均は続落、決算で明暗分かれる、半導体関連が重し  8月06日16時19分

日経平均は続落した。前日の米国株式市場では、追加財政政策やウイルスワクチン開発への期待から上昇した。また、7月の米ISM非製造業景況指数が58.1と市場予想を上回ったことも寄与した。一方で、7月の米ADP民間雇用者数が6月から急減速したことは労働市場の回復ペース鈍化を示唆し、明日に控える米雇用統計を見極めたいとする思惑を形成した。本日の日経平均は下落して寄り付いた後、好決算銘柄に資金が向かう形で一時上昇に転じるも、トヨタ<7203>や任天堂<7974>など本日発表予定の主力企業の決算内容を見極めたいとする向きから次第に様子見ムードが醸成された。また、21年6月期業績予想が過去最高益ながらも市場コンセンサスに届かなったことからレーザーテック<6920>が朝方大きく下げ、今日は半導体関連銘柄全般が市場の重しとなった。

大引けの日経平均は前日比96.70円安の22418.15円となった。東証1部の売買高は10億7978万株、売買代金は1兆9955億円だった。セクター別では、保険、鉱業、石油、非鉄、建設などが上昇率上位となった一方、食料、陸運、倉庫、電気・ガス、不動産などが下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は全体の39%、対して値下がり銘柄は57%であった。

個別では、21年3月期第1四半期(20年4-6月)連結営業利益が前年同期比5.4倍となったDeNA<2432>、第1四半期営業増益と想定外の好スタートとなったUTグループ<2146>がストップ高となり、同様に好決算絡みでソリトンシステムズ<3040>が17%、コンテック<6639>が16%を超す上げとなった。そのほか、未開示だった21年3月期連結営業利益が前期比55.4%増予想と発表したシャープ<6753>、第1四半期営業黒字確保が好感されたいすゞ<7202>などが上昇した。

 一方、第1四半期増収率鈍化などをマイナス視されたグレイステクノロジー<6541>がストップ安まで売られ、市場予想を下回り通期営業赤字予想となったUアローズ<7606>
も10%を超す下げとなった。そのほか、今期見通しの収益水準が市場の期待値に届かなかったレーザーテック、上半期は想定通りの好決算となったが材料出尽くし感が先行したユニチャーム<8113>、コンセンサス下振れの業績見通しや減配を嫌気されたホンダ<7267>も大きく下げた。ただ、レーザーテックは朝方に大きく下げた後は次第に下げ幅を縮小し、結局、2%程度の下落率にとどまった。また、場中に発表されたトヨタの21年3月期第1四半期決算は営業損益が前年同期比98%減の139億円と、市場予想に反して黒字を確保し、これを受けて同社株価は大きく上伸した。



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