東京株式(大引け)=20円高、米ハイテク株高受け反発も上値重い展開に 9月16日15時46分
16日の東京株式市場は売り買い交錯、日経平均株価は前日終値を挟んで狭いレンジでの値動きとなったが、後場は終始プラス圏で売り物をこなした。
大引けの日経平均株価は前営業日比20円64銭高の2万3475円53銭と小幅反発。東証1部の売買高概算は11億6886万株、売買代金概算は2兆1398億7000万円。値上がり銘柄数は1357、対して値下がり銘柄数は732、変わらずは85銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場がハイテク株中心に買われた流れを引き継ぎ、日経平均は頑強な値動きを示したが、上値も重かった。朝方は外国為替市場でドル安・円高方向に振れていたこともあって、買い手控えムードのなか小安く始まったが、その後は押し目買いでプラス圏に切り返した。これまで全体指数にマイナス寄与していた半導体関連株が買い戻され市場心理が改善した。もっとも買いの勢いは限定的で、日本時間あす未明に判明するFOMCの結果や、パウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から上値も重かった。値がさ株のソフトバンクグループの上昇による押し上げ効果が大きく、同社株を除けば日経平均はマイナス。全体売買代金は2兆1000億円台となり、7営業日連続で2兆円台を超えた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が断トツの売買代金をこなし大幅高、ソニー<6758.T>も買いを集めた。レーザーテック<6920.T>が値を飛ばし、KDDI<9433.T>、NTT<9432.T>など通信大手も堅調。チェンジ<3962.T>が大きく上昇した。エムスリー<2413.T>が物色人気となったほか、新日本科学<2395.T>が一時ストップ高となった。ライフコーポレーション<8194.T>が急伸、メドピア<6095.T>も大幅高となった。
半面、ファーストリテイリング<9983.T>が値を下げ、ホンダ<7267.T>も軟調。日立製作所<6501.T>が値を下げ、JR東海<9022.T>も安い。ダイキン工業<6367.T>も売りに押された。ディア・ライフ<3245.T>がストップ安に売り込まれたほか、レノバ<9519.T>も急落。スカラ<4845.T>も大きく利食われた。パーク24<4666.T>、ケネディクス<4321.T>なども大幅下落した。
出所:MINKABU PRESS
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