東京株式(大引け)=156円安、米ハイテク株安と円高を警戒して反落 9月17日15時36分
17日の東京株式市場は主力株中心に売りに押され、日経平均株価は反落となった。アジア株安や為替の円高などが買いを手控えさせた。
大引けの日経平均株価は前営業日比156円16銭安の2万3319円37銭と反落。東証1部の売買高概算は11億894万株、売買代金概算は2兆35億8000万円。値上がり銘柄数は1116、対して値下がり銘柄数は931、変わらずは127銘柄だった。
きょうの東京市場は主力大型株に売りがかさむ展開となった。前日の米国株市場ではNYダウが小幅続伸したものの終盤失速し、ハイテク株に売りが目立ちナスダック総合指数は3日ぶり反落となった。FOMC後の記者会見でパウエルFRB議長が追加緩和に慎重な姿勢をみせたことで、マーケットの過度な期待が剥落する形となり、これが東京市場にも波及した。外国為替市場ではドル安・円高に振れたほか、香港や韓国などアジア株が軟調に推移、米株価指数先物も売られたことで投資家の買い手控えムードが強まった。ただ、日経平均の下げは指数寄与度の高い値がさ株が売られた影響も大きかった。中小型の個別株物色は旺盛だった。TOPIXもマイナス圏での着地となったが、値上がり銘柄数が1100を超え、値下がり銘柄数を上回っている。
個別では、任天堂<7974.T>が安く、ソニー<6758.T>も軟調。レーザーテック<6920.T>、エムスリー<2413.T>も値を下げた。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などへの売りも目立つ。ファーストリテイリング<9983.T>が値を下げ、リクルートホールディングス<6098.T>も下値を探った。日本電産<6594.T>も冴えない。ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699.T>が急落、新日本科学<2395.T>も大幅安。
半面、キーエンス<6861.T>が堅調、味の素<2802.T>も上昇した。ワタベウェディング<4696.T>、ダントーホールディングス<5337.T>、千趣会<8165.T>がストップ高に買われ、ノムラシステムコーポレーション<3940.T>も値を飛ばした。アスクル<2678.T>、キューブシステム<2335.T>なども大幅高。マネジメントソリューションズ<7033.T>が急伸、コーセル<6905.T>も高い。
出所:MINKABU PRESS
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