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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、欧州通貨売り継続も米候補者討論会を注視  9月29日17時25分

29日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。欧州通貨は引き続き売られやすく、ドルの下げを抑制する要因となろう。ただ、米大統領選の候補者討論会の内容を見極めようと、レンジ内での取引にとどまりそうだ。

ラガルド欧州中銀(ECB)総裁はビデオ参加した前日の欧州議会でユーロ高について聞かれ、具体的な水準に関しては回答を避けながらも、「極めて注意深く監視する」と発言。この日持ち直していたユーロ・ドルはそれを受け失速し、1.16ドル台後半から半ばに値を下げた。逆にドル・円は下げ渋り、米株高を手がかりとした円売りに押し上げられる展開に。本日アジア市場では日経平均株価が弱含んだ場面で、円買いが強まり主要通貨を下押しした。ただ、ドル・円は105円台前半で買戻しが観測され、下げづらい展開が続いている。

この後の海外市場では、欧州通貨の値動きや米大統領選の候補者討論会が注目される。再開した英国と欧州連合(EU)との通商協議は英国の国内市場法案の提示で合意は困難との見方が広がり、ポンドをはじめ欧州通貨は下落基調が予想される。一方、通信社の集計で、新型コロナウイルスによる死者が世界で100万人を突破し、経済への影響を懸念したリスクオフのドル買いに振れやすい。ただ、候補者討論会でトランプ大統領(共和)、バイデン前副大統領(民主)のワクチン開発などへの言及が注視され、ドルの売り買いは慎重とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・8月住宅ローン承認件数(中銀)(予想:7.13万件、7月:6.63万件)
・18:00 ユーロ圏・9月景況感指数(予想:89.0、8月:87.7)
・18:30 南ア・4-6月期失業率(予想:34.8%、1-3月期:30.1%)
・21:00 独・9月消費者物価指数速報値(前年比予想:0.0%、8月:0.0%)
・21:30 米・8月卸売在庫速報値(前月比予想:-0.1%、7月:-0.3%)
・22:00 米・7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+3.60%、6
月:+3.46%)
・22:15 ウィリアムズNY連銀総裁オンラインセミナー出席
・22:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁オンラインセミナー出席
・23:00 米・9月消費者信頼感指数(予想:90.0、8月:84.8)
・24:40 クラリダ米FRB副総裁オンライン討論会参加
・02:00 ウィリアムズNY連銀総裁オンライン対話出席
・04:00 クオールズ米FRB副議長オンライン討論会参加
・第1回米大統領候補TV討論会




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