マザーズ指数は小反落、バイオ株の一角が高い 値上がり率トップはピースリー 9月30日17時30分
本日のマザーズ指数は、米国市場は軟調な推移となったもののマザーズ先物のナイトセッションが堅調に推移したことで、小幅続伸でスタートした。寄り付き直後は、法務省がデジタル化関連に141億円の概算要求を行い、今後、各省庁も同様の動きをすることが予想されることで、行政のデジタル化関連銘柄が底堅く推移し相場を下支えしていた。しかし、その後は、AIinside<4488>が急落するなど、時価総額上位の銘柄が相場の重しとなり指数はマイナスに転じた後、年初来高値を更新するなど方向感の無い値動きを繰り返した。後場に入り時価総額上位のフリー<4478>やメルカリ<4385>が堅調な推移で相場を下支えしたものの、マザーズ指数は小反落で本日の取引を終了した。なお、時価総額上位のサンバイオ<4592>などバイオ株の一角は終日強含みとなった。
マザーズ指数は小反落、売買代金は概算で2060.84億円。騰落数は、値上がり104銘柄、値下がり214銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、20年12月通期予想で営業利益を84億円から77億円に下方修正を発表したJIA<7172>は悪材料の出尽くし感から5%を超える上昇となった。また、F351の第2相臨床試験結果が肝線維症患者にとって安全かつ効果的と発表したジーエヌアイグループ<2160>は15%を超える上昇となった。そのほか、イオレ<2334>、バーチャレク<6193>、ログリー<6579>が高い。一方、第13回及び14回の新株予約権で19.44億円の調達を発表したデータセクション<3905>は9%を超える下げとなった。また、投資有価証券の売却益3.25億円を計上したマネーフォワード<3994>は材料の出尽くし感から3%を超える下げとなった。そのほか、rakumo<4060>、スペースマーケット<4487>、トレンダーズ<6069>が安い。
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