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<動意株・7日>(大引け)=技研製、フュトレック、クボタなど 10月07日15時06分

 技研製作所<6289.T>=反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券が6日付で、投資判断を新規「バイ」、目標株価5000円としてカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。同証券では、独自技術である圧入工法の適用範囲拡大と、圧入工法の世界的普及に伴う需要拡大による中長期的な成長に注目。20年8月期はオリンピック後の建設需要に対する不透明感の高まりや、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞などから建設機械需要が大幅に落ち込む見通しだが、構造的な問題ではないと判断。依然として圧入工法の適用範囲拡大や地域的な広がりの余地は大きく、経済活動の正常化に伴い21年8月期以降は建設機械需要の回復を予想しており、特に海外では欧米、南太平洋の主要拠点での拡販が中長期的な成長を牽引すると予想している。

 フュートレック<2468.T>=3日続伸。同社は6日、音声と口の動き(口唇情報)を利用して人が発話してから話し終えるまでの音声区間を求める発話検知技術(特許出願済み)を、グローリー<6457.T>と共同開発したと発表。今後の事業展開などが期待されているようだ。
この技術では、従来の音声による発話検知で得られる情報に口唇情報を加えて、ユーザーの発声を特定し、人の声を含む雑音環境下での発話検知性能を大幅に改善。リビングでコミュニケーションロボットを操作する際やWeb会議システムを利用する際など、周囲の声に影響を受けやすい状況での活用を想定しており、これらの市場に向けて順次、実証実験を提案していくという。

 クボタ<6326.T>=頑強。株価は1900円台で売り物をこなし、年初来高値を更新。同社は6日、米画像処理半導体大手エヌビディアと農機の自動運転で提携することを発表、これがマーケットでも注目を集めている。エヌビディアのGPUや人工知能(AI)を搭載することで瞬時に取得データの分析などを行うことを可能とし、自動運転技術の向上を図る計画。日本では人手不足が深刻な農業のICT化が課題となっており、農機の自動運転は有力テーマとなっている。

 サンケン電気<6707.T>=大幅高で3日続伸。午前9時ごろ、子会社アレグロ・マイクロシステムズ社(ニューハンプシャー)が株式公開のための登録届出書を米国証券取引委員会(SEC)に提出したと発表しており、これが好感されている。なお、連結業績に与える影響は、開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示するとしている。

 朝日ネット<3834.T>=マドを開けて3日続伸、フシ目の1000円大台回復。同社株の4ケタ復帰は8月14日以来となる。独立系のネット接続大手で「ASAHIネット」を運営、接続サービスの品質評価は高く、IoT市場の拡大なども背景に顧客獲得が進んでいる。同社が6日取引終了後に発表した9月末のASAHIネットの会員数は前年同期末比1万9000ID増の63万4000IDと大幅な伸びを示した。また、FTTH接続サービスの会員数も同2万2000ID増の42万1000IDと伸びが加速している。これが株価上昇を後押する形となった。このほか、同社はIPv6ローミング提供などバックボーン回線の法人向け卸販売も展開するほか、ネット接続サービスのノウハウを生かしてその周辺ビジネス(アプリケーション・サービス)にも進出しており、大学向けオンライン学習分野では国内トップの実績を持っている。コロナ禍でも業績拡大に陰りは見られず、ここにきて見直し買いが厚みを増している。

 フロイント産業<6312.T>=一時ストップ高。6日の取引終了後に発表した21年2月期上期(3~8月)の連結決算で経常利益が2億7100万円(前年同期比45倍)に急拡大しており、これが好材料視されている。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたものの、造粒・コーティング装置を主力とする機械部門や健康食品の受託が増加し、売上高は70億4300万円と前年同期比3.3%の増収を確保した。また、米国子会社がコロナ対策の補助金約210万ドルを受領したことも利益を大きく押し上げた。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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