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日経平均は23500円固めの流れは継続、調整場面では押し目狙いのスタンス 10月19日08時43分

 19日の日本株市場は日経平均の23500円を固める流れが意識されそうである。16日の米国市場はNYダウが112ドル高と上昇する半面、ナスダックが下落するなどまちまちの展開。9月小売売上高や10月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の予想以上の改善に加え、新型ウイルスワクチン開発の一段の前進を好感し上昇して寄り付いた。しかし、9月鉱工業生産が予想外のマイナスに落ち込んだほか高値からハイテク株中心に利益確定売りも目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の23515円。円相場は1ドル105円30銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行の展開になりそうだ。先週末は欧州で新型コロナウイルス感染症が再拡大していることが嫌気され売りに押される格好だったが、週末の欧州市場は総じて堅調だったこともあり、買い戻しの流れが先行することになりそうだ。とはいえ、新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬に関する報道等も意識されるため、不透明感は根強いこともあり、積極的な売買は引き続き手控えられることになりそうだ。そのため、買い戻しの流れから23500円を回復した後は、同水準での攻防といったところであろう。

 引き続き新型コロナウイルス感染症に関する報道のほか、米大統領選や追加経済対策を巡る報道を意識しつつ、神経質な相場展開が見込まれる。また、米国では今来週は決算発表が本格化するため、決算を受けた米国市場の動向も気掛かりになりやすく、短期的な売買が中心になりやすいだろう。そのため、決算など個別に材料の出ている銘柄のほか、政策期待の流れからテーマ株などでの循環物色に向かいやすいと考えられる。そのほか、先週はマザーズ銘柄の利益確定の流れが目立っていた。資金回転が早いことから大きく下押す銘柄などもみられていたが、相場が崩れたというよりは利食いの範囲内と考えられ、売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極めたいところである。

 なお、日経平均は週末に心理的な支持線レベルである23500円を下回って引けているが、25日線が支持線として意識されており、これをキープ出来るかが注目されそうである。米大統領選や追加経済対策を巡る不透明感や新型コロナウイルス感染症が再拡大していること等、外部要因としては売りアルゴが発動しやすい状況である。下押す場面では短期筋のショートが中心と見られ、押し目狙いのスタンスを意識しておきたい。


<AK>

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