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短期筋のショートカバーを誘い込みやすい 10月23日08時56分

 23日の日本株市場は、底堅い相場展開が意識されそうだ。22日の米国市場でNYダウは152ドル高だった。新規失業保険申請件数が減少し経済封鎖が始まった3月以降で最小となるなど、良好な経済指標を好感。追加経済対策を巡り不透明感から一時下落する局面もあったが民主党のペロシ下院議長が合意に楽観的な見通しを示すと引けにかけて一段高となった。原油高を受けたエネルギー株や長期金利の上昇を受けて金融株が買われていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の23580円。円相場は1ドル104円90銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まるとみられ、前日の下落部分を吸収してきそうである。結果的にはこれまで同様、23500円レベルが支持線として意識されやすく、短期筋のショートカバーを誘い込みやすいだろう。もっとも、前日のマザーズ先物のサーキットブレーカー発動などセンチメントはやや悪化傾向にある。仕掛け的な動きとは言え買い一巡後はこう着感が強まりやすいところである。短期的な売買が中心のなかで昨日は先物市場でクレディスイスがショートを積み上げており、日銀のETF買い入れに伴う需給にぶつけていたが、ショートカバーに向かうかが注目されそうだ。

 またファミリーマート<8028>の上場廃止が決まり、ネクソン<3659>が日経平均構成銘柄に追加された。若干意外感はあるがネクソンが買われることになるほか、先物においても調整買いが入るとみられるため、需給面での下支えとして意識されやすいところであろう。そのほか、物色ではマザーズの主力処は直近の急落の影響から戻り待ちの売り圧力は引き続き強いと考えられ、決算や個別材料を手掛かりとしたやや低位銘柄や出遅れ銘柄へ向かわせそうである。また、来週から決算発表が本格化するが、保守的な通期計画を修正してくる動きが目立っているため、見直す動きも期待されそうである。

 日経平均は23500円での底堅さが意識されるほか、25日線が支持線として意識されている。海外勢のポジションとしてはショートに傾いていることもあり、断続的に売り仕掛け的な動きが出てきやすいところであろうが、底堅さが意識されるなか、ヘッジ対応の買いは入りやすいだろう。大統領選や追加経済対策を巡る不透明感払しょく後の24000円へのキャッチアップを意識した押し目狙いのスタンスになろう。


<AK>

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